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授業科目名
担当教官
マン・マシーンインタフェース
関口 芳廣
時間割番号
単位数
コース
履修年次
期別
曜日
時限
273303 2 F 3 後期 II
[概要と目標]
 マルチメデイアの時代といわれ、人間と機械のコミュニケーションも色々な手段で行われるようになってきた。この授業では、最も基本的な、「人間の言葉による人間と機械のコミュニケーション技術」を中心に、マン・マシンインタフェース技術を学習する。同時に、音環境を処理するオーデイオ情報処理技術も学習する。
 図形処理の基本技術も学習できる構成にしてある。
 
[必要知識・準備]
「情報理論」、「デイジタル信号処理」を履修していることを前提に授業を行う。
グラフィックスの応用技術は「ビジュアルコンピューテイング」で同時に開講しているので、合わせて勉強してほしい。
[評価基準]
以下の3項目を総合的に使用して評価する。
1.学期末試験の点数。
2.宿題として数回課題を出す。その達成度。
3.授業の出席状況
[教科書]
  1. 石井直樹, 音声工房を用いた音声処理入門, コロナ社, ISBN:4-339-00739-0
[参考書]
  1. 特に指定しないが、授業内容に合わせて参考書を紹介する。特別講義「図形処理」も合わせて履修すると効果がある。
[講義項目]
1.これまでの基礎知識の整理と授業の概要説明
2.音による人間と機械のコミュニケーション
3.人間の聴覚とその特性
4.人間の音声生成機構
5.音の統計的な性質
6.音声の基本的な知識
7.スペクトル分析
8.ケプストラム分析
9.線形予測分析
10.音声の合成
11.音声の符号化
12.音声の認識
13.話者認識、雑音対策
14.図形処理の基礎
15.講義のまとめ