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授業科目名
担当教官
情報通信II
塙  雅典
時間割番号
単位数
コース
履修年次
期別
曜日
時限
272010 2 S 3 後期 II
[概要と目標]
情報通信I(時間割番号262056)で学んだディジタル通信理論の基礎を元に、さらに通信理論を掘り下げ、各種ディジタル通信方式についても学び、ディジタル通信システムの全体像を見通せるようになることを目的とする。誤り訂正符号の基礎、各種ディジタル通信方式などについても学ぶ。
[必要知識・準備]
情報通信Iの講義内容を完全に理解していることが必要である。
[評価基準]
試験を2回実施し、これらの平均点が60点以上のものを合格とする。
講義の進捗状況に応じて適宜レポートを課すことがあるが,これも評価に加える。
[教科書]
  1. 各回の講義前に以下に講義用スライドを掲載するので各自印刷して持参することhttp://www.ics.es.yamanashi.ac.jp/~hanawa/ics2/
[参考書]
  1. B. P. Lathi, Modern Digital and Analog Communications Systems, Oxford University Press Inc, USA, 1998, ISBN:0195110099
    ((備考:講義は基本的にこの本の内容に沿って実施される。))
  2. S. Stein and J. Jones著, 関 英男監訳, 現代の通信回線理論, 森北出版, ISBN:4627780508
[講義項目]
1. 情報通信Iの復習
2. 標本化定理
3. パルス符号化変調
4. PCM信号の伝送帯域幅とS/N比
5. 伝送路符号化
6. 矩形パルスの本質的な帯域幅
7. 様々な伝送路符号のPSD
8. パルス整形
9. ゼロISIのためのNyquist基準
10. 誤り訂正符号の基礎
11. 様々な通信システム