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授業科目名
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担当教官
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自動化工学
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牧野 洋/小島 利夫/[寺田]英嗣
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時間割番号
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単位数
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コース
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履修年次
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期別
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曜日
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時限
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271190 | 2 | MB | 4 | 集中 | (未登録) | (未登録) |
[概要と目標] | ||||||
生産工程の自動化は製造企業の命運を左右する重要な技術である.本学機械系の学生の2/3は製造企業に就職し,さらにそのうちの半数以上は生産技術部門あるいは設備開発部門に属して,何らかの形で自動化にタッチしている.本講義ではこの現実を踏まえて,本学独自の特色ある内容のものとなっている.講義ではその時々のトピックスを交えてわかりやすく解説する. | ||||||
[必要知識・準備] | ||||||
機械設計や機構学は理解できていることを前提にしており,各自復習しておくこと. | ||||||
[評価基準] | ||||||
課題レポート50点2回(出席を含む) | ||||||
[教科書] | ||||||
[参考書] | ||||||
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[講義項目] | ||||||
1.自動化の歴史 フォードに始まる大量生産の歴史,日本におけるフレキシブル生産方式の発展,産業用ロボットの歴史等. 2.自動組立の要素とシステム 3要素と言われる組付,移相,供給技術についての解説と実例の紹介,自動組立システムの変遷と新たに生じた配送要素技術.各社自動組立ラインの実例の紹介等. 3.組立ロボットの実例 本学で誕生したSCARAロボットについて,その生い立ち,思想,実現された構造の特徴等を述べ,コンピュータによる機械のディジタル制御の手法を解説する. 4.世界における生産自動化の現状 自動化工学・ロボット工学に関する世界的な組織と国際会議の紹介.欧米及び東南アジアにおける生産自動化の現状と今後の発展の動向等. 5.自動化に用いられる数値制御 自動化システムやロボットシステムに必要不可欠な数値制御について,実例を交えながら解説する.また実際に機構を動かすサーボ機構についてモータの構造を含めて述べる. |