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授業科目名
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担当教官
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システム論II
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鈴木 嘉彦
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時間割番号
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単位数
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コース
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履修年次
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期別
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曜日
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時限
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| 266210 | 2 | J | 3 | 前期 | 金 | II |
| ［概要と目標］ | ||||||
| 循環システム工学科では卒業生は種々の対象をシステムとして表現できる能力を備えることを大きな目標として掲げている。システム論IIでは、社会科学の対象をシステムとして表現することを目的として講義がまとめられている。 | ||||||
| ［必要知識・準備］ | ||||||
| 社会科学の内容については予備知識は殆ど必要としない。しかし、対象をシステムとして表現する際には線形代数学の基礎知識、特にベクトル空間の基礎知識を持っていることが望まれる。 | ||||||
| ［評価基準］ | ||||||
| 成績は与えられた課題に関してレポートを提出してもらい採点する。 | ||||||
| ［教科書］ | ||||||
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| ［参考書］ | ||||||
| ［講義項目］ | ||||||
| １．情報の生成と循環 私達が他者とお互いに意志疎通できるのは言語情報を活用して情報を循環させているからである。ところで情報の循環とはどのようなものなのか、情報の循環をシステム論的のとらえる方法について学習する。情報の写像機能、生成機能とは何かを中心にニクラス・ルーマンの考えも含めて学ぶ。 ２．社会経済のシステム表現 宇沢弘文のシステム表現を参考にしながら社会経済のシステムについて学んでいく。消費の理論、貯蓄の理論、生産の理論、均衡の理論を中心に学ぶ。 ３．消費の理論 私達の好みを表す選考関係とそれを定量化するための効用関数をシステム表現という観点に立って学ぶ。多様な次元で構成されている好みという概念を一次元化して定量化できるようにするために、効用関数を導入する。これは多次元空間中のベクトルを一次元のベクトルに射影することによって可能にする手法であり、多様な疑念の定量化の方法として理解しておくことが肝要である。 ４．貯蓄の理論 効用関数の概念を発展させ、効用積分を導入することにより、現在という時点での消費と未来における消費のための貯蓄との関係を定量的に扱える方法を学ぶ。抽象的な概念である現時点での消費と未来の関係を論理的な扱うための手法の一つを学ぶことが目的である。 ５．生産の理論 消費を支える生産についての基本的な仕組みをシステムとしてとらえる方法を学ぶ。その中心に置かれるのが、市場の価格と利用できる限定された財である。限られた条件の中で最も生産者にとって望ましい生産とは何かを学ぶ。 |
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