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授業科目名
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担当教官
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環境情報論
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島崎 洋一/太田 俊二
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時間割番号
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単位数
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コース
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履修年次
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期別
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曜日
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時限
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266150 | 2 | J | 3 | 前期 | 月 | III |
[概要と目標] | ||||||
本講義は,いわゆる地球環境問題を理解するために,様々な環境情報を収集,整理,分析するまでに焦点をあてる.気候変動に関する政府間パネル(IPCC)では,将来予測される気候変化とその影響に関して広範囲な学問領域から最新の科学的知見を集積している.本講義では,IPCCで取り扱っている環境情報の中から、「人口」をキーにして「エネルギー」と「食糧」の両方向からアプローチしていく.また,数回の演習を通じて,情報通信ネットワークを統合的に活用することを習得する.具体的には,人口予測,経済予測,環境予測などのような現象の資料を国際研究機関,官公庁などのWebページから入手,分析を行う.さらに,情報通信ネットワークからの情報だけでなく,必要に応じて各種メディアから複合的に情報を収集し,不足している環境情報や今後の科学的な環境情報収集のロードマップなどを検討する. | ||||||
[必要知識・準備] | ||||||
以下のサイトが本講義を理解するうえで参考になる.国連環境計画 http://www.unep.ch,気候変動に関する政府間パネル http://www.ipcc.ch,国連食糧農業機関 http://www.fao.org,世界銀行 http://www-esd. worldbank.org,国際応用システム研究所 http://www.iiasa.ac.at,世界資源研究所 http://www.wri.org,世界エネルギー会議 http://www.worldenergy.org,国際エネルギー機関 http://www.iea.org など. | ||||||
[評価基準] | ||||||
講義の内容および演習を受けて,個人単位で調査研究リポートを作成する.演習としては,(1)インターネットなどの情報通信ネットワークを介しての情報収集,(2)表計算ソフトウエアなどを活用したデータの整理,分析やわかりやすい図表の表示,(3)文書処理ソフトウエアを活用したリポート作成(あるいは Web ページの作成),に取り組む.これら一連の情報活用の体験を通じて環境情報のもつ意味を考えていく.演習に基づいて提出されたリポート(7月下旬締め切りの予定)により成績評価をする. | ||||||
[教科書] | ||||||
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[参考書] | ||||||
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[講義項目] | ||||||
1. イントロダクション(担当: 島崎) 2. 農耕地生態系に関する環境情報の収集と蓄積(担当: 太田) 3. 森林生態系に関する環境情報の収集と蓄積(担当: 太田) 4. 二酸化炭素倍増時の地球生態系(担当: 太田) 5. 人口分布、土地利用形態と食糧生産(担当: 太田) 6. 演習(担当: 太田・島崎) 7. エネルギー政策と環境情報(担当: 島崎) 8. エネルギー需給と統計データ(担当: 島崎) 9. 気候変動問題と統合評価モデル(担当: 島崎) 10. 環境クズネッツ曲線と茅の式(担当: 島崎) 11. 環境情報の収集演習1(担当: 島崎) 12. 環境情報の収集演習2(担当: 島崎) 13. まとめ(担当: 島崎) 担当順序などは教室等の関係で変更する場合があるので,掲示板に注意をされたい. |