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授業科目名
担当教官
生理活性化学
新森 英之
時間割番号
単位数
コース
履修年次
期別
曜日
時限
265645 2 AB 2 後期 II
[概要と目標]
生体内において重要な役割を担っている生体分子の主要成分のひとつに有機物質があげられる。そこで、この授業ではライフサイエンスにおける最も基本的かつ重要な題材を有機化学的見地から取り扱う。実際に脂質、糖質、アミノ酸、核酸などの生体物質が生命現象にどのように関わっているか、また人類はそれらをどのように応用してきたかを基本的事項と将来性を含めて解説する。
[必要知識・準備]
基礎的な化学の知識がある程度備わっているほうが、授業内容を理解しやすい。
[評価基準]
出席状況を含め、生体内機能に関する理解を試験及びレポートで評価する。
[教科書]
  1. ライフサイエンス 有機化学 −立体化学・生体分子・物質代謝−, 共立出版, ISBN:4320043545
[参考書]
  1. J. McMurry, マクマリー 有機化学概説, 東京化学同人
[講義項目]
1. 配座異性体と幾何異性体の立体化学
2. 鏡像(光学)異性体の立体化学
3. 立体化学と生体分子の関係
4. 脂質の構造
5. 脂質の機能
6. 糖質の構造
7. 糖質の機能
8. アミノ酸の構造
9. ペプチドの化学
10.蛋白質の化学
11.酵素と補酵素の機能性
12.核酸の構造と種類
13.DNAとRNAの働き
14.生体物質の代謝