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授業科目名
担当教官
機器分析化学第一
岩附 正明
時間割番号
単位数
コース
履修年次
期別
曜日
時限
265110 2 AA 2 後期 IV
[概要と目標]
広く用いられている、吸光光度分析法・蛍光分析法とこれらの関連分析法、原子スペクトル分析法(原子吸光法・フレーム分析法・発光分光法)、電気化学分析法、クロマトグラフィーについて、原理・装置・応用等を講義する。これにより、これらの汎用機器分析法の重要な特徴を理解するとともに、よく出会う分析課題に対して適切な分析法を選択でき、また、分析結果を正しく判断できる素養を身につけることを目標とする。
「工業分析化学実験」を履修する者は、本講義の内容が密接に関連しているので、本講義を併せて履修すること。
[必要知識・準備]
「定量分析化学」をよく理解しておくこと。また、化学と物理学の基礎的な素養も大事である。
[評価基準]
成績評価は、期末試験のほか、授業中に行う数回のミニテスト、授業中の質疑応答、レポート、出席状況などを総合して行う。
[教科書]
  1. 「機器分析(三訂版)」, 裳華房, ISBN:4-7853-3133-X
[参考書]
  1. 「化学分析」, 昭晃堂, ISBN:4785660317
[講義項目]
  1.序論           
  2.吸光光度分析法
  3.吸光光度法関連分析法       
  4.蛍光分析法と化学発光法           
  5.原子スペクトル分析法 (1)原子吸光分析法(その1)
  6.原子スペクトル分析法 (1)原子吸光分析法(その2);(2)フレーム分析法
  7.原子スペクトル分析法 (3)発光分光分析法(その1)
  8.原子スペクトル分析法 (3)発光分光分析法(その2)
  9.電気化学分析法 (1)電位差分析法 ;(2)化学センサー法 
 10.電気化学分析法 (3)電解分析法 ;(4)電量分析法
 11.電気化学分析法 (5)ボルタンメトリー ;(6)電導度分析法
 12.クロマトグラフィー (1)総論
 13.クロマトグラフィー (2)ガスクロマトグラフィー
 14.クロマトグラフィー (3)液体クロマトグラフィー 
 15.分析法の選択とまとめ