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授業科目名
担当教官
コンクリート構造学第二
檜貝  勇
時間割番号
単位数
コース
履修年次
期別
曜日
時限
264170 B 2 L 3 前期 I
[概要と目標]
  コンクリート構造学第一では曲げモーメントを受ける鉄筋コンクリート部材を対象に学習を行ったが、本講義では軸力やせん断力を受ける場合の挙動について学習する。さらに、鉄筋コンクリートを応用・発展させた構造であるプレストレストコンクリートに関する基本的概念を学ぶ。
[必要知識・準備]
 構造力学(応力・断面力等)・コンクリート工学ならびにコンクリート構造学第一で学習した知識を必要とする。
[評価基準]
 中間試験1回および期末試験の成績で評価する。出席点は考慮しない。
 理解を助けるために、演習問題・宿題を必要に応じて課す。
[教科書]
  1. 町田篤彦、関 博、丸山武彦、桧貝 勇, 鉄筋コンクリート工学, オーム社, ISBN:4-274-13111-4
    (コンクリート構造学第一で使用した教科書である。)
[参考書]
  1. 田辺忠顕、桧貝 勇、梅原秀哲、二羽淳一郎, コンクリート構造, 朝倉書店, ISBN:4-254-26124-1
    ( 一般的な参考書は多数ある。コンクリート構造関係を突っ込んで勉強したいというのであれば、この本を推薦する。)
[講義項目]
  1.軸力を受ける部材の挙動
  2.軸力を受ける部材の耐力、拘束効果
  3.軸力と曲げモーメントを受ける部材の挙動、相互作用図
  4.軸力と曲げモーメントを受ける部材の耐荷力
  5.中間試験
  6.せん断力を受ける部材の挙動
  7.斜めひび割れ
  8.せん断補強筋を用いない部材のせん断耐力1
  9.せん断補強筋を用いない部材のせん断耐力2
 10.各種破壊形式の算定
 11.せん断補強筋の効果
 12.トラス理論
 13.プレストレストコンクリートの原理1
 14.プレストレストコンクリートの原理2
 15.プレストレスの導入

    講義の進捗状況に応じて、講義項目を追加あるいは削除することがある。