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授業科目名
担当教官
土質力学第二
後藤  聡
時間割番号
単位数
コース
履修年次
期別
曜日
時限
264143 2 C1 2 後期 I
[概要と目標]
 「土質力学及び演習第一」で習得した知識を踏まえて、土の基本的な力学特性について詳しく学習する。その知識を踏まえて、液状化や地盤沈下などの地盤災害の発生メカニズムについて土質力学的な説明を行う。
 本講義では、「有効応力の原理」、「土のせん断特性」、「圧密理論」などの基本原理を習得するとともに、それらに関する設計上の計算手法を学習し、地盤災害の原因と対策について理解することを目標とする。
[必要知識・準備]
必要な知識として以下が挙げられる。
・土質力学及び演習第一
・構造力学、地質学の基礎、耐震工学の基礎
・常微分方程式および偏微分方程式
[評価基準]
以下の項目により、評価する。
・出席回数
・レポートの内容
・中間試験(講義項目1〜8の理解度をみる)の成績
・期末試験(全ての講義項目の理解度をみる)の成績
[教科書]
  1. 安田進、山田恭央、片田敏行, 大学土木 土質力学, オーム社, ISBN:4-274-13118-1
[参考書]
  1. 土質力学〔第3版〕, 技報堂, ISBN:4765513424
  2. 地盤工学, 森北出版, ISBN:4-627-40661-4
  3. 松岡元, 土質力学, 森北出版, ISBN:4-627-42651-8
[講義項目]
  1.土質力学と地盤災害(序論)
  2.応力、ひずみ、有効応力の原理
  3.モールの応力円、破壊基準、応力経路
  4.土の力学試験
  5.砂のせん断挙動
  6.粘土のせん断挙動
  7.液状化とそのメカニズム
  8.液状化の判定方法と対策工(設計方法)
  9.項目1〜8の理解度をみる中間試験
 10.圧縮と圧密
 11.圧密理論
 12.圧密試験
 13.二次圧密、多次元圧密
 14.圧密促進の地盤改良工法の設計方法
 15.地盤沈下などの地盤災害