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授業科目名
担当教官
自然言語処理演習
唐澤  博/(  )
時間割番号
単位数
コース
履修年次
期別
曜日
時限
263707 1 G 3 後期 III
[概要と目標]
本演習では自然言語を機械的に処理する例として,機械翻訳における要素技術である言語解析,言語生成,言語データの各手法を Prolog による演習を通して理解することを目的とする.言語解析では,与えられた文を形態素・構文の各レベルで解析する手法を学ぶ.言語生成では,任意の構文構造から文を生成する手法を学ぶ.言語データでは,機械処理に必要な文法及び辞書データについて,構文規則と語に関するデータを実際に作成する手法について学ぶ.最終目標として簡単な機械翻訳システムを構築する.
[必要知識・準備]
本演習は,自然言語処理の講義で学ぶ基礎論の応用の場と位置付けられている.したがって,自然言語処理を同時に受講することを強く勧める. さらに,本演習の内容は,受講者が Prolog を知っていることを前提にしている.
[評価基準]
成績は,出席状況と提出課題及び試験を総合して評価する.また,状況に応じてレポートを課し,成績評価の補助とする.
[教科書]
  1. 特に指定しない.資料を配布する.
[参考書]
  1. 特に指定しない.
[講義項目]
  1.準備
  2.機械翻訳の基礎
  3.Prolog 復習
  4.構文解析のための文法規則
  5.構文解析のための文法規則作成(単文)I
  6.構文解析のための文法規則作成(単文)II
  7.前半のまとめ
  8.意味解析のための文法規則作成(補強項)I
  9.意味解析のための文法規則作成(補強項)II
 10.意味解析のための辞書と文法規則の作成
 11.文生成I
 12.文生成II
 13.機械翻訳システムI
 14.機械翻訳システムII
 15.全体のまとめ