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授業科目名
担当教官
プログラミング言語論
渡辺 喜道
時間割番号
単位数
コース
履修年次
期別
曜日
時限
263217 2 F 2 後期 III
[概要と目標]
現在,ソフトウェアを容易に作成できるように,様々なプログラミング言語が提案されている.それらの言語は内部の構造や基本的な言語構成の観点からみると,数種類に分類できる.本講義では,様々なプログラミング言語の性質を学習する.具体的には,プログラミング言語には構文と意味があること,およびそれらがそれぞれの言語においてどのように定義されているかを理解することを目的とする.データ構造やアルゴリズムの表現法,プログラミングにおける重要な概念である構造化と抽象化が,それぞれの言語でどのように定義されているかを学習する.さらに,種々の言語に共通する概念や機能とそれぞれの言語を特徴付ける概念や機能があることを学び,プログラミング言語を客観的な対象物として取り扱う力を身につけることを最終目標とする.
[必要知識・準備]
本講義を履修するためには,授業科目「情報処理及び実習」,「情報数学基礎」,「プログラミング入門」,「プログラミング入門演習」,「アルゴリズムとデータ構造I」,「アルゴリズムとデータ構造I演習」,「アルゴリズムとデータ構造II」,「アルゴリズムとデータ構造II演習」をあらかじめ履修し,それらの内容を十分に理解していること.
[評価基準]
評価基準はどの程度講義目標に達したかであり,最終評価は定期試験で行う.また,講義の進行に合わせて中間試験やレポートを課す場合もある.提出期限を過ぎたレポートおよび報告内容が十分でないレポートは受理しない.それは限られた時間内に達成できた成果を重視するからである.
[教科書]
  1. 講義でプリントを配布する.
[参考書]
  1. ラビ・セシィ, プログラミング言語の概念と構造, ピアソン・エデュケーション, ISBN:4-89471-770-0
[講義項目]
1.プログラミング言語の歴史
2.構文と意味
3.手続き型言語
4.オブジェクト指向言語
5.関数型言語
6.論理型言語