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授業科目名
担当教官
電子デバイス工学I演習
松本  俊/鍋谷 暢一
時間割番号
単位数
コース
履修年次
期別
曜日
時限
262043 1 E 3 前期 III
[概要と目標]
 「電子デバイス I」で学んだ内容をより一層確実なものにし、半導体と半導体デバイスの理解を深め、応用力をつけるための問題演習。
 [講義項目]の項を参照。
[必要知識・準備]
 電子デバイス工学 I と同じ。
 [講義項目]の項を参照。
[評価基準]
 電子デバイス工学 I の講義の進捗に合わせて毎週試験形式で出題される演習問題に解答する。これらを集計して理解度を評価する。
[教科書]
  1. ISBN:4-7649-2502-8
    (教科書:「電子デバイス工学 I」 と同じ)
[参考書]
[講義項目]
 「電子デバイス工学 I」と歩調を合わせて進む。
 電子デバイスは、電子の振る舞いを巧みに利用して人間が望む機能を実現させる装置である。電荷を持った電子が存在すればその周囲には電界が発生し、電子が移動すれば電流が流れる。このあたりの理論は「電磁気学」で学ぶ。半導体の結晶、その中での電子の振る舞いは「電子デバイス工学 I」で学び、「量子力学」「電子物性」などでも学ぶ。その電子に我々が望む仕事をしてもらうためにはどのような仕事場すなわちデバイス構造を作ってやればよいのか、その構造の中で電子がどのような運動をするのかを「電子デバイス工学 I」で学ぶ。本演習では、これらの講義で学んだ知識を「半導体デバイス」という具体的な問題に適用する。この体験をとおして、各自の専門知識を確実なものにすると同時に、現在社会の基礎を支えている各種電子デバイスの機能を知る。「電子デバイス」は本学科で学ぶいろいろな学問のひとつの集大成である。