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授業科目名
担当教官
機械要素設計
澤  俊行
時間割番号
単位数
コース
履修年次
期別
曜日
時限
261234 2 D 2 前期 II
[概要と目標]
機械を設計製作することが機械工学の主目的の一つであり、そのための機械設計は機械工学のなかでも重要な学問体系である。機械全体の設計を行うには機械の重要な要素の特性と機能を十分認識把握する必要がある。本講義では機械要素設計のなかでも、機械が安全に運転できるように機械部品を設計する方法を学ぶ。強度と機能性設計を中心に学ぶことにする。
[必要知識・準備]
力学の基礎、設計法概論、などの基礎知識。
[評価基準]
レポート、小テスト及び定期試験結果を総合的に判定する。
[教科書]
  1. 林、富坂共著、「機械設計法」、森北出版
[参考書]
  1. Design of machine elements by Spott(Kougakusha-Mcgrahill)
[講義項目]
1.機械設計の基礎(材料特性、破損のクライテリア、応力評価法、許容応力と安全率)
2.設計のポイント:応力集中係数、切り欠き係数、疲労強度、疲労限度線図、
3.ボルト締結体設計の概略、中心締め付け中心荷重を受ける締結体の設計
4. ボルト締結体設計演習
5.リベットの基本事項、設計と効率、偏心荷重を受けるリベットの強度設計
6.溶接継手の基本事項と強度設計一般、偏心荷重を受ける溶接継手の強度設計
7.リベットおよび溶接継手設計演習
8.軸の設計にあったっての基礎事項
9.「曲げ」と「ねじり」を受ける軸の設計、きーの設計
10. 軸受け設計概論
11. 歯車伝動の基礎と歯型論
12. すべり率、かみ合い率、切り下げ
13. 歯車の強度設計(曲げ強度、面圧強度)
14. 歯車伝動に関する設計演習
15.総合演習