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授業科目名
担当教官
技術者倫理
岡田 勝藏/他
時間割番号
単位数
コース
履修年次
期別
曜日
時限
261232 2 D 3 後期 I
[概要と目標]
*教授目標
「技術の社会および自然に及ぼす影響と社会責任を考え、自律できるか。」

*13回の開講とする。
  第1回目:説明・・・・岡田(世話係)
  第2−13回:2コマ×6教官(中山、加藤、一宮、管野、水口、岡田)
*1教官当たり2コマ
 1回目:講義(約45分)・討論(約45分)・宿題(課題)
 2回目:調査結果の発表と討論(討論は全員が発言するように工夫)
 レポートの提出/採点 → 岡田まで提出。
[必要知識・準備]
 各講師は1回目に宿題を課すので、調査などを行い、2回目の発表、質問の準備をする。
宿題の回答は2回目の発表後、提出する。
[評価基準]
*1教官当たり2コマ
 1回目:講義(約45分)・討論(約45分)・宿題(課題)
 2回目:調査結果の発表と討論(討論は全員が発言するように工夫)
     レポートの提出/採点 → 岡田まで提出。
*評価:1/3以上の出席で、60点以上
    6教官の採点合計の平均点とし、端数は切り上げ。
[教科書]
[参考書]
[講義項目]
 岡田:はじめに(1回)
 中山:環境倫理(2回)
「材料と環境」に関連する幾つかの事例から,技術者が考慮すべき環境問題とは何かを考え
  る.
 加藤:企業と責任(2回) 
  企業活動の社会に及ぼす影響力の甚大さとその責任を、そこで働く個人の責任をも視野に入  れて議論する. 
 一宮:倫理規定(2回)
  社会における仕事は人々に直接あるいは間接に影響を及ぼす。したがってその仕事は正直、  公平、不偏的なものでなければならない。そして人々の健康、安全、福利等に貢献しなけれ  ばならない。とくに技術者としての倫理規程がどういう考えのもとでつくられ、なぜ今、必  要なのかを考えてゆく。
 管野:知的財産(2回)
  価値工学という新しい項目について講義。説明事例として以下のものを取り上げる。
  特許の所有権・盗用・成功報酬・学歴資格・専門職法人における技術者以外の者の名称・手  数料報酬の支払い
 水口:製造物責任法(2回) 
  欠陥製品で消費者が生命,身体,財産に損害を受けた場合の損害賠償責任に関し,種々の事  例について議論する.
 岡田:リスク・安全(2回)
  機械工学が関連するいくつかの事故例を説明し、その予防法を討議する。次いで、各自が思  いつくあるいは経験したリスクを潰す安全策を提案し、全員が議論する。