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授業科目名
担当教官
機械実習I
張本 鉄雄/井上 靖雄
時間割番号
単位数
コース
履修年次
期別
曜日
時限
261180 B 1 I 2 前期 III-1〜IV-1
[概要と目標]
 機械工作法は機械系技術者を目指す者にとって、最も基本的かつ重要な科目の一つである。機械システム工学科では、種々の加工法に関する講義が開講されているが、それらの実際を実習により体験・習得させる。
[必要知識・準備]
 所持している山梨大学工学部発行『実験実習における安全マニュアル』の機械工場編を熟読すること。
 授業開始に先立ち機械実習ガイダンスを行うので必ず出席すること。
 特に実習着の指定はしないが、上着裾がヒラヒラしない且つ汚れてもよいものを着用のこと。また、必ず靴をはくこと。サンダル履きでは実習を受けることはできない。
 実習に臨む場合、作成したネームプレートを着用すること。
 実習には真摯な態度で臨み実習指導教官の指示に従うこと。
[評価基準]
 課題ごとのレポートと実習態度とにより採点する。無断欠席・遅刻・レポート提出遅れの場合は、減点される。
 1回でも欠席した場合、補講願を提出し補講を受けなければならない。
[教科書]
  1.  特に必要としない。指導教官が口頭、板書、工場作成資料等により説明する。
[参考書]
  1.  特に指定はしないが、レポートを執筆する際、機械工作法、機械加工学等の書籍が必要となる。
[講義項目]
  1.鋳造
    灰皿の砂型造形。ダイカスト鋳造法等のデモ。
  2.鍛造
    定規、平はしの自由鍛造。エアーハンマによる鍛造、油圧プレスによる板金加工等のデモ。
  3.溶接
    融接(酸素アセチレンガス溶接、アーク溶接)、圧接(突合せ抵抗溶接・スポット溶接)、溶断。
  4.旋盤
    付き丸棒加工、テーパー加工、ねじ切り加工。
  5.フライス盤
    横フライス盤によるVブロックの製作、立フライス盤による継ぎ目無し鎖の製作。
  なお、現場作業における安全および工作機械の保守点検等の学習も併せて行う。