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授業科目名
担当教官
切削工学
萩原 親作
時間割番号
単位数
コース
履修年次
期別
曜日
時限
261170 B 2 MB 2 後期 V
[概要と目標]
工作機械を使用して工作物を゛削る゜加工法に切削と研削があります。基本的には削ることにおいては同じですが、一般に工作物を先ず硬質の工具で切削し,その後砥石を用いて研削し、仕上げていきます。
 授業は切削理論と実際の立場から、以下の様な問題を体系的に理解してもらいます。
 (1)切削工具により工作物がどの様に削られていくか。
 (2)工具材料にはどの様なものがあり、それぞれの特長を最大限に発揮させるにはどの様な条件が必要か。
 (3)切削熱はどの様な悪影響をもたらすか。
 (4)工具摩耗と工作物表面あらさとの関係。
さらに研削加工では、
 (1)無数の砥粒から成る砥石の特長。
 (2)切削加工と違い。
 (3)研削加工による鏡面仕上げ。
などを学びます。
[必要知識・準備]
1年時の機械実習を経験していることが望ましい。
[評価基準]
切削工学に関する専門知識の到達度。
定期試験を重視。
課題レポート。
[教科書]
  1. 平井 三友、和田任弘、塚本晃久 共著:機械工作法(コロナ社)
[参考書]
[講義項目]
  1.切削理論
  2.切削機構
  3.切り屑
  4.切削抵抗
  5.工具材料
  6.工具寿命
  7.切削液
  8.研削理論
  9.切削と研削の相違点
 10.研削砥石
 11.平面・円筒研削
 12.加工物表面粗さ