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授業科目名
担当教官
プログラム言語及び実習II
豊木 博泰/小林  拓
時間割番号
単位数
コース
履修年次
期別
曜日
時限
256131 3 (未登録) 2 前期 水/木 III/II
[概要と目標]
プログラム言語及び演習Iに引き続き,C言語によるプログラム技法を学びます.文字列,関数,ポインタ変数の扱いを通じて,メモリー上に記憶領域がどのように確保(解放)されるか,どのようにデータが転写されるかなどをよく理解することをを目指します.
後半では,プログラム文法そのものではなく,情報処理一般に共通するアルゴリズム及びデータ構造の初歩として,リスト構造を用いたプログラムを作成します.時間があれば,単純な木構造といくつかのソートアルゴリズムの学習をします.

[必要知識・準備]
プログラム言語及び演習Iで学習する程度のC言語の基本を理解していることを前提とします.
[評価基準]
文字配列の操作,関数,ポインタ変数の扱いを含むプログラムを文法書たよりにつくることができること.リスト構造とそれを実現したプログラムが理解できること.
[教科書]
  1. 柴田望洋, 明解C言語 入門編, ソフトバンク パブリッシング, ISBN:4-7973-0583-5
    (プログラム言語及び演習Iで使用したテキストです.引き続き、これを用います。)
[参考書]
[講義項目]
1.変数の型,制御構造など基本事項の復習(2週)
2.関数 (2週)
3.文字列の配列 (2週)
4.ポインタ (配列とポインタによる文字列処理の比較,記憶域の動的生成と解
放) (2週)
5.入出力関数 (1週)
6.リスト構造 (2週)
7.総合的なプログラム作成演習

(注)特に書名は指定しないが、C言語のより進んだテキストを1冊以上所持するのが望ましい.