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授業科目名
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担当教官
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線形代数学I
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秋津 哲也
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時間割番号
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単位数
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コース
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履修年次
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期別
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曜日
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時限
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255010 A | 2 | AA | 1 | 前期 | 金 | I |
[概要と目標] | ||||||
線形代数学は工学から経済学なでいろいろな分野の基礎となる科目ですが、初等教育課程において手計算によって習い憶えた連立方程式の解法からなかなか抜け出せず、そのまま大規模なデータ処理に摘要するには難しい点があります。「ガウスの消去法」を用いて、係数行列の性質によって連立方程式に無限に解が存在する場合などの、いろいろな場合についてより組織的に解くやり方を学びます。線形代数に用いられる数学用語(英語)の学習を行い、国際的な理解の一助とします。教科書による講義と並行して行列計算・情報の可視化などにコンピュータを活用する技術を身に付けます。情報処理センターのコンピュータを使用し、「MATLAB」というプログラム言語による簡単な行列計算、離散的なデータの補間多項式などのプレゼンテーションにおけるコンピュータの活用方法などを身に付けます。 | ||||||
[必要知識・準備] | ||||||
必要知識は、簡単な連立方程式の解法、ならびに幾何の基礎知識 | ||||||
[評価基準] | ||||||
線形代数の基本的な知識の習熟度に関する試験を行います。線形代数の計算問題を課し、コンピュータによる行列計算の習熟度の評価を行います。 | ||||||
[教科書] | ||||||
[参考書] | ||||||
[講義項目] | ||||||
主な内容 1.行列とベクトル・・・行列とその演算方法 2.連立方程式の解法・・拡大係数行列の利用、行列の階数(ランク)、掃き出し法、LU分解 3.行列式・・・・・・・行列式の性質、Cramerの公式、逆行列 4.線形空間・・・・・・幾何ベクトルと数ベクトル、線形空間の基底、1次独立性、 5.線形写像・・・・・・グラフィクス、 6.固有値・固有ベクトル 7.さまざまな応用・・・2次形式で表される曲線、補間多項式 |