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授業科目名
担当教官
応用物理学II
杉山 俊幸
時間割番号
単位数
コース
履修年次
期別
曜日
時限
254250 2 (未登録) 2 後期 III
[概要と目標]
 地震が発生したり風が吹いたりすると、家屋や高層建築物、橋は振動する。地震や風の強さが大きい場合には、建物や橋が破壊してしまう場合もある。地震や風が作用すると構造物がなぜ振動するのか、1度発生した振動はどのようにおさまっていくのかを理解しておくことは土木環境工学を学ぶ人にとって意味のあることである。
 本講義では、外力が作用するとどのような振動が生じるのか、また、1度発生した振動がどのように増幅したり減衰したりするのかを理解することを目標とする。
[必要知識・準備]
2階線形微分方程式の解法に関する知識が必要である。
[評価基準]
中間試験・期末試験に基づき評価を行う。
[教科書]
  1. 特に指定はしない。
[参考書]
  1. 特に指定はしない。
[講義項目]
  1.振動に関する用語の定義、振動に関する科学史
  2.振動発生のメカニズム、振動の分類
  3.調和振動とその合成
  4.振動方程式の定式化
  5.1自由度系の非減衰自由振動
  6.1自由度系の減衰自由振動
  7.中間試験
  8.中間試験の解説、過減衰、臨界減衰
  9.1自由度系の非減衰強制振動
 10.1自由度系の減衰強制振動
 11.1自由度系の不規則な外力による強制振動
 12.地震が作用する場合の1自由度系の振動
 13.2自由度系の非減衰振動
 14.モード解析法
 15.期末試験