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授業科目名
担当教官
線形代数学I
安尾 南人
時間割番号
単位数
コース
履修年次
期別
曜日
時限
254010 B 2 C2 1 前期 II
[概要と目標]
 「線形代数学 I」では、行列および行列式の基礎と連立一次方程式の解法とについて、理論の理解と計算技術の習得とを目指す。
[必要知識・準備]
 従来の高校数学カリキュラムでの「ベクトル」と「複素数と複素数平面」と「行列と線形計算」とに相当する内容は既習であることが望ましい。
 なお、「集合」に関する基本的な概念や術語・記号の用法については、講義の最初の部分で補填する予定。
[評価基準]
 成績評価の方法としては、基本的には期末定期試験の結果を主とし、これに中間小試験の結果を加味した総合点を用いる。
 また、レポートを課した場合はこれも参考とする。しかし、レポートの報告内容が他人の模倣でないことが明瞭であると認められるような場合を除き、原則的には試験結果ほど重視しない。
[教科書]
  1. 水田 義弘, 理工系線形代数, サイエンス社, ISBN:4-7819-0859-4
    ( (これは教科書として使用するので、必ず用意しておくこと。)
[参考書]
  1. 水田 義弘, 詳解演習 線形代数, サイエンス社, ISBN:4-7819-0940-X
    ( (推薦参考書の一例として挙げたもので、指定はしない。)
  2.  H. アントン (山下 純一 訳), やさしい線型代数, 現代数学社, ISBN:4-7687-0037-3
    ( (推薦参考書の一例として挙げたもので、指定はしない。)
[講義項目]
 1.準備:集合と写像、数の集合
 2.行列:行列の定義と加法・減法およびスカラー倍の演算、行列の乗法とその基本法則、転置行列とその基本性質、行列の分割と乗法 (1)
 3.行列:行列の定義と加法・減法およびスカラー倍の演算、行列の乗法とその基本法則、転置行列とその基本性質、行列の分割と乗法 (2)
 4.行列:行列の定義と加法・減法およびスカラー倍の演算、行列の乗法とその基本法則、転置行列とその基本性質、行列の分割と乗法 (3)
 5.行列:行列の定義と加法・減法およびスカラー倍の演算、行列の乗法とその基本法則、転置行列とその基本性質、行列の分割と乗法 (4)
 6.連立一次方程式:連立一次方程式の一般形、行列による表示、解法のアルゴリズム、基本変形と基本行列、連立一次方程式と行列の階数 (1)
 7.連立一次方程式:連立一次方程式の一般形、行列による表示、解法のアルゴリズム、基本変形と基本行列、連立一次方程式と行列の階数 (2)
 8.連立一次方程式:連立一次方程式の一般形、行列による表示、解法のアルゴリズム、基本変形と基本行列、連立一次方程式と行列の階数 (3)
 9.連立一次方程式:連立一次方程式の一般形、行列による表示、解法のアルゴリズム、基本変形と基本行列、連立一次方程式と行列の階数 (4)
10.行列式:順列と置換、行列式の定義と基本性質、余因子展開、逆行列、クラメルの公式 (1)
11.行列式:順列と置換、行列式の定義と基本性質、余因子展開、逆行列、クラメルの公式 (2)
12.行列式:順列と置換、行列式の定義と基本性質、余因子展開、逆行列、クラメルの公式 (3)
13.行列式:順列と置換、行列式の定義と基本性質、余因子展開、逆行列、クラメルの公式 (4)
14.行列式:順列と置換、行列式の定義と基本性質、余因子展開、逆行列、クラメルの公式 (5)
15.期末試験