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授業科目名
担当教官
物理学実験
有泉  均/関口 芳廣/宗久 知男/鈴木 良弥/西崎 博光/藤巻 みどり
時間割番号
単位数
コース
履修年次
期別
曜日
時限
253204 2 F 2 前期 III〜IV
[概要と目標]
 工学部はいずれの学科においても、日常生活における道具からコンピュータなど高度な機器にいたるまで設計・制作する方法を学習し、実験・演習を通してそれらの知識を習得することを目標としている。物理学実験では、前半に例として「波(波動)」を取り上げ、「物理現象」を理論的に考える練習をする。4つのグループに別れ、「フーリエの冒険」を教科書として、輪講形式で学習する。後半は物理的な現象を、実験を通して学習する。この実験では、テスタの使い方、オッシロスコープの使い方、はんだごての使い方も学び、後期の「ハードウェア基礎実験」に備える。
[必要知識・準備]
 基礎物理学I、基礎物理学II、電気基礎理論を学習しておくことが望ましい。
[評価基準]
 演習および実験のレポート、定期試験、出席状況を総合して判断する。
[教科書]
  1. フーリエの冒険, ヒッポファミリークラブ, ISBN:4906519008
[参考書]
[講義項目]
 III時限目は、教科書「フーリエの冒険」を使った輪講形式の講義を行う。
  1.フーリエ級数 
  2.フーリエ展開 
  3.離散フーリエ展開 
  4.スペクトルと音声
  5.微分 
  6.Sinθの微分 
  7.積分 
  8.射影と直交 
  9. e と i
  10.オイラーの公式 
  11.フーリエ級数展開複素数表示 
  12.フーリエ変換と波の不確定性
  
 IV時限目は、実験を通して物理現象を学ぶ。
  1.ガイダンス 
  2.オームの法則、合成抵抗の確認を行う回路の作成 
  3.テスタの作成I
  4.テスタの作成II 
  5.自作テスタによるオームの法則、合成抵抗の確認
  6.クロックジェネレータの制作I 
  7.クロックジェネレータの制作II
  8.オシロスコープによるクロックパルスの観察 
  9.クロックパルスを音に変換
  10.音声波形の観察 
  11.音速の測定I 
  12.音速の測定II