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授業科目名
担当教官
プログラミングII
唐澤  博
時間割番号
単位数
コース
履修年次
期別
曜日
時限
253135 2 G 1 後期 III
[概要と目標]
 「プログラミングI」の内容を受けて、より高度な事柄を学ぶ。まず計算量の概念を学び、アルゴリズムの性能を判定する尺度を体得する。次に、基本的な抽象型データ構造であるスタック、キュー、線形リスト、木構造を学ぶ。その後、基本アルゴリズムである探索(サーチ)と整列(ソート)に関していくつかの手法を学び、計算量を比較する。
[必要知識・準備]
 本講義は「プログラミングI」(1年次前期)の知識を前提に置く。また、「計算機アーキテクチャ」(1年次前期)の知識が随所で必要とされる。情報数学で習うグラフ理論の中の木構造に関する知識が必要。
[評価基準]
 中間テスト、期末試験、出席点を総合評価する。
[教科書]
  1. ISBN:4890522794
    ( 近藤 嘉雪:「Cプログラマのためのアルゴリズムとデータ構造」(ソフトバンク))
[参考書]
  1.  B.W.カーニハン/D.M.リッチー(著)、石田晴久(訳):「プログラミング言語C」(共立出版)
[講義項目]
  1.アルゴリズムと計算量
  2.C言語の補強、構造体
  3.スタック、キュー
  4.ポインタ型、線形リスト
  5.木構造
  6.線形探索、二分探索
  7.ハッシュ法
  8.二分探索木
  9.B木、共用体
 10.挿入ソート、選択ソート
 11.バブルソート
 12.シェルソート
 13.クイックソート
14.マージソート
 15.まとめ