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授業科目名
担当教官
情報処理及び実習
宗久 知男/鈴木 智博
時間割番号
単位数
コース
履修年次
期別
曜日
時限
253101 F 3 F 1 前期 III〜IV
[概要と目標]
この講義及び実習ではコンピュータに対する基本概念の形成とコンピュータの基本操作の習熟を目的とする。講義においては簡単な電気回路でスイッチを学び、これを組み合わせることでどんな複雑な計算も可能になることを理解してもらう。次に現在のコンピュータの基本的構成要素であるトランジスタを概説する。また、MOS型トランジスタについても述べる。コンピュータの回路的動作を理解し、その命令と機械語との対応、機械語命令の組み合わせたプログラムの理解を目標とする。
実習においてはいわゆるコンピュータリテラシを行うが、後の専門科目に必要とされる知識の修得も視野に入れる.端的にいえば、コンピュータに命令することが、コンピュータ使用の基本であることを理解してもらう。
[必要知識・準備]
講義では、高校物理、特に原子の知識が理解の助けになる。実習においてはコンピュータを操作したことが無い学生でも理解できるように配慮して行うが、マウス・キーボードの操作に慣れておくことが望ましい。
[評価基準]
スイッチ回路によって複雑な計算が可能になることへの理解、トランジスタの理解、コンピュータの基本動作及び機械語によるプログラミングの理解が講義の評価基準であり、この評価を定期試験で行う。
実習では5回程度のレポートでコンピュータ操作の学習進度を評価する。また、試験も行って総合的な理解度を評価する。
[教科書]
  1. 講義においてはプリント(50ページ)を用意する。実習においてはWEBページを用意する。
[参考書]
[講義項目]
  1.(講義)簡単なスイッチ回路    (実習) KKIシステムの使い方
  2.(講義)AND、ORのスイッチ回路 (実習) メール
  3.(講義)3入力の論理回路     (実習) エディタ(1)
  4.(講義)複雑な関数         (実習) エディタ(2)
  5.(講義)記憶回路          (実習) UNIXの基礎(1)
  6.(講義)2進数            (実習) UNIXの基礎(2)
  7.(講義)加算回路          (実習) UNIXの基礎(3)
  8.(講義)原子と伝導性        (実習) TEX(1)
  9.(講義)ダイオードとトランジスタ (実習) TEX(2)
 10.(講義)トランジスタにとる論理回路(実習)TEX(3)
 11.(講義)小型化高速化       (実習) TEX(4)
 12.(講義)MOS型トランジスタ    (実習) UNIXの基礎(4)
 13.(講義)マシンアーキテクチャ   (実習) UNIXの基礎(5)
 14.(講義)マシンの動作        (実習) UNIXの基礎(6)
 15.(講義)簡単なアセンブラ言語   (実習) 試験