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授業科目名
担当教官
基礎解析学II
栗原 光信
時間割番号
単位数
コース
履修年次
期別
曜日
時限
253022 2 F 2 後期 IV
[概要と目標]
複素変数の複素数値関数に関する微分積分学を取り扱う。微分積分学の級数理論を複素数値化する事により、べき級数によって複素初等関数の定義と性質を導出する。さらに正則関数と複素線積分の定義と性質を考察する。最終的には、有理型関数の極と留数およびそれらの応用について言及する。
[必要知識・準備]
微分積分学 I ,II、基礎解析学 I
[評価基準]
随時演習用小テストを行い、出席点とする。中間試験と定期試験を実施し、成績得点をつける。最終的に上記の3者を総合して成績評価を行う。
[教科書]
  1. なし
[参考書]
  1. ISBN:478531057X
    (山本稔著「解析要論 II −複素解析とフーリエ解析−」(裳華房) 辻正次「複素関数論」(槙書店))
[講義項目]
    1.複素数と複素平面
   2.複素数列と級数
 3−4.複素初等関数
   5.正則関数
 6−7.複素線積分
   8.中間試験
 9−10.有理型関数
11−12.留数定理
   13.偏角の原理
14−15.複素関数の応用