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授業科目名
担当教官
微分方程式I
水口 義久
時間割番号
単位数
コース
履修年次
期別
曜日
時限
251060 A 2 2 前期 I
[概要と目標]
微分方程式とは,工学的諸問題の基礎として,最も重要な科目の一つである.機械あるいは機構が設計者の考えているような動作を行うかどうかを検討するために,与えられた性質や条件に適合するような関数を求める種々の微分方程式の問題に対して,微分方程式の解法とその解の意味を説明する.
本講義では,1階微分方程式と2階微分方程式について,その解法と解の意味をわかりやすく説明する.そして,材料力学,振動,自動制御,電気回路などで取り扱われる微分方程式などが解けるような基礎知識を修得することを目的とする.
[必要知識・準備]
微分積分の初歩と物理学や工学でよく用いられる基礎的な近似計算法を一通り修得しておくこと. 
[評価基準]
評価基準はどの程度講義目標に達したかを見るために,講義内容に関する中間試験と定期試験を行う.最終評価は中間試験(40点)と定期試験(40点)の成績に,講義の進行に応じて毎回レポートを課してその成績(20点)を合計(100点)する.
[教科書]
  1. 新課程微分方程式, 共立出版, ISBN:4-320-01517-7
[参考書]
  1. 特に指定はしないので,各自演習問題の解説に役立つ本を購入されたい.
[講義項目]
  1.微分方程式とは
  2.変数分離形
  3.同次形
  4.1階線形微分方程式
  5.完全微分形
  6.平面曲線への応用
  7.その他の応用
  8.定数係数をもつ同次形線形微分方程式
  9.定数係数をもつ線形微分方程式
 10.微分演算子
 11.逆演算子
 12.逆演算子
 13.連立微分方程式