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授業科目名
担当教官
線形代数学I
本田   建
時間割番号
単位数
コース
履修年次
期別
曜日
時限
251000 B 2 I 1 前期 III
[概要と目標]
 線形代数とは、ベクトルの線形変換を基礎とする数学体系である。とくに、ベクトル、行列、行列式は数学や物理学、工学において広く応用されている。本講義では、行列(定義、演算)および行列式(定義,性質、計算法)を学び,応用として連立1次式の解法(クラメル公式など)を学習する。
[必要知識・準備]
 実数の演算法則(分配則、結合則)、ベクトルの定義とその内積、外積講義開始前にこれらについてよく復習しておくこと。
[評価基準]
 評価基準はどの程度講義目標に達したかであり、最終評価は中間試験及び定期試験で行う。
また、講義の進行に合わせてレポートを課し、これを補助として使用する。提出期限を過ぎたレポートは受理しない。「限られた時間内に達成できた成果」を重視するからである。
[教科書]
  1. テキスト 線形代数, 共立出版, ISBN:4-320-01710-2
[参考書]
  1.  参考書:必要があれば授業中に紹介する。
[講義項目]
  1.ベクトル
  2.行列
  3.行列の乗法
  4.行列の除法
  5.行列の基本変形
  6.ベクトルの1次独立性
  7.行列の階数
  8.項目1〜7の理解度をみる中間試験
  9.連立1次方程式
 10.面積・体積と行列式
 11.行列式の基本性質
 12.積の行列式
 13.逆行列の公式
 14.クラメルの公式