授業科目名				担当教官
電気電子システム工学入門ゼミ				春日　正伸／桜井　　彪／安井　　勝／斎藤　幸典／松本 　俊／鳥養　映子／藤間　一美／内山　智香子／石川 稜威男／坂野　　斎／矢野　浩司／鍋谷　暢一
時間割番号	単位数	コース	履修年次	期別	曜日	時限
060520 E	2	E	1	前期	火	IV
［概要と目標］
電気・電子工学の基礎的な事項を実習を通して体験的に習得する。これを実現するために、電磁気学の基本的現象を視覚的にとらえる実験を行ったり、簡単な電気回路を使って計測の基本を習得する。実習の結果を考察し、各人がそれぞれ報告書にまとめ指導教官と実験グループの前で口頭発表し徹底的な討論をする。実験は身近な電気回路素子、電子デバイス、電子機器などを題材にして行う。種々の機器や素子の特性をオシロスコープ、電圧計、電流計などを用いて調べ、計測機具の取扱いにも慣れる。
［必要知識・準備］
必ず配布するテキストをよく読んで予習をして下さい。各テーマは３回の授業で完結します。
［評価基準］
出席およびレポート
［教科書］
テキストを第一回目の授業の説明会の時に配布する。
［参考書］
［講義項目］
１．電源回路　　　　　　　　：交流から直流を得る整流回路を製作する。 ２．白熱電球　　　　　　　　：白熱電球が点灯後定常状態になるまでの過渡現象を観測する。 ３．手動発電機による発電実験：発電された電圧の波形観測、負荷の概念をつかむ。 ４．電界、磁界中の電子の運動：真空中の電子のふるまい、制御の仕方、電気力線、等電位面の概念を学ぶ。 ５．鉱石ラジオの製作　　　　：鉱石ラジオを製作し、ラジオの聞こえる原理を理解する。 講義・実習の進め方　　　　　　　　　　　　　　　　 　クラスを4班に分け、各班に指導教官１人がつき、テーマの説明、実験の指導、レポートの採点を行う。1から4までの課題はおのおの３週間で実行する。5の課題は夏休みに入った直後にT-01教室で全員が1日で行う。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 第1週、実習内容について十分な説明を受ける。学生も質問を事前に準備し、このテーマでは何をするのかを内容を完全に理解する。　　　　　　 第2週、各班はさらに数人のグループに分かれて、製作実験や測定を行う。実験後次回までにレポートを書く。レポートの書き方はテキストをよく読んでください。　 第3週、レポートを基に一人ずつ実験の目的、結果、考察を担当教官に口頭発表し質疑応答を行う。