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授業科目名 ドイツ言語文化論III
時間割番号 181169
担当教官名 宮永 義夫
開講学期・曜日・時限 後期・木・III 単位数 2
<対象学生>
(指定なし)
<授業の目的および概要>
ドイツの各州について書かれた、初級程度のテキストによって、まずドイツ語の定着を図り、併せて、ドイツの地誌を中心とした背景知識の獲得と関連領域への関心を呼び起こすことを目指す。
<授業の方法>
演習。予習として、背景説明を読んでおく。必要があれば、その内容の質疑応答、予め決めた担当者が読章を翻訳する(色々な方法での全員の発音練習を含む)。必要に応じて、細部の説明、質疑応答。文法の確認と練習。内容を掘り下げるため、副教材として、連邦出版情報局編纂のTatsachen ueber Deutschlandからコピーしたものを使う。
<成績評価の方法>
出席、授業への参加度を5割、提出物等の内容、テストの得点などを5割として評価する。
<受講に際して・学生へのメッセージ>
積極的に参加してください。予習復習は必須です。言語の学習は、1)背景となる文化の知識、2)言語(構造)の知識、3)言語の知識を得るための技術(訓練)、4)得られた知識を応用して運用する技術(訓練)、そして5)語るべき内容の学習、から成っています。この授業では1)に重点を置き、3)に触れてみようと考えていますが、これらは一体のものですから、5つとも、少しずつは皆触れていると思ってください。このような分類は、意識的に学習するためのヒントになると思います。
<テキスト>
  1. 石井寿子 Andrea Raab, ドイツ16州ものがたり, 朝日出版社
  2. Arno Kappler, Tatsachen ueber Deutschland, Societaets-Verlag, ISBN:3-7973-0751-9
    (プリント)
<参考書>
  1. 授業中に紹介する。
<授業計画の概要>
ドイツ16州がそれぞれ1課となっているので、全体を終了するには、1回1課以上進む必要があるが、そのことが最重要ではなく、理解度を計りながら進む。