授業科目名	中国文化構造論
時間割番号	181010
担当教官名	成瀬　哲生
開講学期・曜日・時限	前期・火・I	単位数	2
＜対象学生＞
1年次の履修が望ましい。
＜授業の目的および概要＞
天の科学（コスモロジー）と人間学を中心に、文学・思想から工芸品に至るまで、中国で展開された人間活動に見える普遍的な文化構造を論じる。
＜授業の方法＞
抽象論に陥ることを避けるため、『老子河上公注』をテキストに議論を進める。テキストは担当持ち回りで読む。
＜成績評価の方法＞
試験。議論の展開によっては、レポートを課す。
＜受講に際して・学生へのメッセージ＞
楽して単位は取れない。
＜テキスト＞
資料を配布。
＜参考書＞
自ら探求すべし。
＜授業計画の概要＞
『老子河上公注』をテキストとして配布するが、白文である。当然担当者の発表は誤読のオンパレードとなることが予想される。しかし、誤読を恐れる必要はない。誤読あるいは読めない箇所が発生する理由を言語および文化構造の違いに照らして、明らかにしていく。