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授業科目名 芸術社会学
時間割番号 170213
担当教官名 井上 正作
開講学期・曜日・時限 前期・月・II 単位数 2
<対象学生>
2・3年
<授業の目的および概要>
芸術の社会的機能を、芸術運動との関わりにおいて考察する。本年は「バウハウス展」の見学・鑑賞を始めとして、履修者各自の関連施設・史料調査等フィールドワークを中心とした自主的な研究とその発表・討論を通じて、バウハウスのマニフェストの価値と意味を追究する。
<授業の方法>
講義・演習等による。
<成績評価の方法>
学習・研究の成果については、自己評価力一ド・鑑賞力一ド・見学力一ド30%、論文・レポート30%、テスト30%、出席状況・模擬授業・研究発表等の主体的な取り組み1O%の割合で評価を行ないます。
<受講に際して・学生へのメッセージ>
(未登録)
<テキスト>
<参考書>
<授業計画の概要>
(1) 美術史におけるバウハウス、学習・研究の方法、授業の日程・内容
(2) 「バウハウス展」(ミサワホーム・バウハウスコレクション)
(3) アーツ・アンド・クラフツの運動と表現主義、バウハウスの創立宣言
(4) 世界大戦後のワイマールとバウハウス校長としてのワルター・グロピウス
(5) ヨハネス・イッテン、モホリ・ナギー、ヨーゼフ・アルベルスの予備課程授業
(6) ワシリー・カンディンスキー、パウル・クレーの授業
(7) オスカー・シュレンマーのメカニック・バレー
(8) バウハウスの理念と組織、デ・ステイルの影響、バウハウスヘの攻撃と弾圧
(9) デッソウにおける再出発、芸術と技術の統一
(1O) 陶器、金属、ガラス、家具・玩具、織物、印刷・広告
(11) ハンネス・マイヤーとミース・ファン・デル・ローエの改革
(12) ベルリンのバウハウスの終焉
(13) アドルフ・ヒットラーによる退廃芸術展とアウシュビッツの絵画
(14) アメリカにおけるニューバウハウス
(15) テスト(論述、テキスト・ノート・配布資料持ち込み可)