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授業科目名 美術史I(鑑賞並びに日本の伝統美術及びアジアの美術を含む。)
時間割番号 163086
担当教官名 加藤 磨珠枝
開講学期・曜日・時限 前期・水・III 単位数 2
<対象学生>
学校教育課程の美術教育専修
<授業の目的および概要>
日本美術の展開を歴史的なつながりでとらえながら、作品の内容と特色、その社会的な担い手、伝統の生成、海外文化との交流などを考慮したうえで、日本の伝統美術に対する正しい受けとめ方を確立する。
<授業の方法>
スライドによる作品鑑賞を中心に、日本の美術作品を単にできあがった文化財としてだけでなく、これを創り出し、享受する社会または個人との関係において考える。
<成績評価の方法>
平常の出席点と期末試験を総合して評価する。
<受講に際して・学生へのメッセージ>
授業を参考にしながら、美術館や歴史的建造物に足を運び、作品を実見する機会をつくって欲しい。
<テキスト>
  1. なし
<参考書>
  1. 授業中に関連文献を紹介する。
<授業計画の概要>
1.はじめに−「日本美術史」のはじまり
2.縄文時代の文化
3.古墳時代の文化
4.仏教文化の伝来(飛鳥・白鳳時代)
5.律令国家の文化(天平時代)
6.密教の美術(平安時代前期)
7.貴族文化の隆盛(平安時代後期)
8.封建社会の台頭(鎌倉時代)
9.貴族文化の没落と民衆文化の上昇(室町時代)
10.武将と豪商の美術(桃山・江戸時代前期)
11.町人文化の発達(江戸時代後期)
12.近代美術の成長(明治時代)
13.前衛美術と日本の伝統(大正・昭和初期)
14.戦後の美術
15.筆記試験