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授業科目名 管・弦・打楽器実習I
時間割番号 162881
担当教官名 藤原 義章
開講学期・曜日・時限 前期・水・IV 単位数 1
<対象学生>
(指定なし)
<授業の目的および概要>
西洋音楽の演奏に重要な役割を果たしながらも、一般にはなじみの薄いヴァイオリン属弦楽器(ヴァイオリン・ヴィオラ。チェロ)に「親しむ」こと。 そのためには、歴史的背景、物理的な構造や現象も解説。合奏では、演奏における弦楽器の役割やしくみを体験し、芸術的な表現法も試みる。
<授業の方法>
弦楽器を実際に弾いて(全講義を通して)、楽しみながら進めます。だれ(体験者も)でも、興味があれば納得できる内容。
<成績評価の方法>
定期試験は行いません。授業内容確認のためのリポート(数回提出)と、授業参加の態度をみて、総合的に評価。
<受講に際して・学生へのメッセージ>
基礎からの積み重ねであり、合奏などでは、突然の欠席でアンサンブルのバランスを崩すことがあるので、欠席・遅刻・早退は、なるべく早く(当日の授業前に)届け出てください。やむを得ない場合は、その限りではありません。 楽器は各自用意(無くても受講可)してください。
<テキスト>
  1. ISBN:4393937481
    (『ヴァイオリンとヴィオラの小百科』(春秋社))
<参考書>
  1. ISBN:456003687X
    (『リズムはゆらぐ』藤原義章(白水社))
<授業計画の概要>
1.弦楽器(ヴァイオリン属)のあらまし名称の
意味、そのゆらいを知る。
2.弦楽器の起源・歴史を知る
3.弦楽器の構造を知る
4.弦楽器のチューニング関連する音程、音階、
和音について考える。
5.弦楽器の構え方弾くための基本的持ち方を知る
6.音をつくるきれいな音を出すための法則を知る
7.曲を弾く 簡単な曲を弾く。経験者はオブ
リガートを弾く。
8.音楽リズムを理解する
9.演奏における弦楽器の役割 合奏をとおして各
弦楽器の特徴を知る。
10.生涯学習における弦楽器を考える
11.表現の工夫 芸術的演奏にも挑戦する。
12.練習した曲の披露
13.アンサンブルの演奏 それぞれが練習したアン
サンブル曲を披露し合う。
14.弦楽器を通した音楽と演奏 感じたことを意見
交換する。
15.全員の合奏 練習してきた合奏曲をみんなで
弾く。