授業科目名	環境化学II
時間割番号	162647
担当教官名	田中　孝昭
開講学期・曜日・時限	後期・月・I	単位数	2
＜対象学生＞
理科教育専修、環境科学コース
＜授業の目的および概要＞
生活環境および生命体を構成する物質を化学的にとらえて解説することにより、現在の高度文明社会を支えている物質あるいは生命体に取って不可欠な物質についての認識を深める。また、これらの物質循環がもたらした功罪についても概説し、環境に優しい化学物質について考える。
＜授業の方法＞
教科書及びＯＨＰを元にした講義と、受講生による調査報告や討論を計画している。
＜成績評価の方法＞
課題に関するレポート、講義の中での討論への参加の状況、および試験の成績を総合して評価する。
＜受講に際して・学生へのメッセージ＞
(未登録)
＜テキスト＞
マクマリー, 有機化学概説, 東京化学同人, ISBN:4-8079-0513-9
＜参考書＞
船橋弥益男、渡辺昭次, 炭素化合物の世界, 東京教学社, ISBN:4-8082-3030-5 栗原紀夫, 豊かさと環境, 化学同人, ISBN:4-7598-0852-3 北野　大、及川紀久雄, 人間・環境・地球, 共立出版, ISBN:4-320-04344-8 日本化学会編, ダイオキシンと環境ホルモン, 東京化学同人, ISBN:4-8079-1273-9
＜授業計画の概要＞
1.有機化合物の基礎知識 2.光学活性 3.ハロアルカン 4.フロン 5.アルコール類 6.環境中のアルコール類 7.有機化合物の酸と塩基 8.洗剤と環境汚染 9.ダイオキシン 10.生物における化学戦略 11.生体を構成している有機化合物 12.花の色と酸性雨 13.まとめ