授業科目名	位置と距離の数学
時間割番号	162423
担当教官名	（　　　　　）
開講学期・曜日・時限	前期・水・I	単位数	2
＜対象学生＞
数学教育専修、数理情報コース 2 年
＜授業の目的および概要＞
点と点との間の距離は、幾何学をはじめ数学の諸分野において必ず使う基本的な概念である。日常的に目に見える Euclid 空間やその部分空間としての種々の多様体から始めて，抽象的な大きな空間、たとえば関数空間等についても距離の概念を導入し，それらの性質を学んでいく。さらにこれらから開集合、閉集合の性質を一般にして、General Topology も若干扱う。
＜授業の方法＞
主に講義による。演習や小テストを適時実施する。
＜成績評価の方法＞
定期試験、小テストおよび授業時の演習の解答状況により総合的に判断する。
＜受講に際して・学生へのメッセージ＞
関数と数列、数学演習 II も同時に受講し、それらの科目の関連する事項も十分理解しておくことを強く希望する。
＜テキスト＞
なし。適宜資料を配布する。
＜参考書＞
ISBN:4254114796 (志賀浩二　『位相への30講』　朝倉書店)
＜授業計画の概要＞
次にしたがって進める予定。 　　(1) 具体例 　　(2) 距離空間の一般的定義 　　(3) 開集合と閉集合 　　(4) 距離空間上の関数と写像 　　(5) 完備性 　　(6) 連結性 　　(7) Compact 性 　　(8) General Toplogy