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授業科目名 | 歴史学研究法A | ||
時間割番号 | 162213A | ||
担当教官名 | 河原 温 | ||
開講学期・曜日・時限 | 集中・(未登録)・(未登録) | 単位数 | 2 |
<対象学生> | |||
(指定なし) | |||
<授業の目的および概要> | |||
ヨーロッパにおける都市の歴史を考える。ユーラシア大陸では、古代文明の成立以来、都市は、常に文明の核を形作ってきた。都市のあり方は、諸文明により異なり、また時代によっても多様である。本講義では、中世から近代に至るヨーロッパの歴史の中で、都市がどのように発展し、またどのように捉えられてきたのかを、都市図をはじめとするさまざまな図像史料や、記述史料などによりたどってみたい。またそれぞれの時代の都市文化の特質についても触れる予定である。 | |||
<授業の方法> | |||
講義形式で行う。スライドも使用する予定。 | |||
<成績評価の方法> | |||
講義終了時に、レポートを書いてもらう。 | |||
<受講に際して・学生へのメッセージ> | |||
都市の研究は、学際的分野でもあり、歴史学のみならず、文学、社会学、地理学、人類学、建築学(都市工学)など多様な学問領域からのアプローチが可能である。この機会に、そうしたさまざまな分野において書かれた都市論にも目を向けてほしい。 | |||
<テキスト> | |||
<参考書> | |||
<授業計画の概要> | |||
1.『都市の歴史』研究のための視角と歴史学の方法 2.古代都市の遺産 3.中世ヨーロッパにおける都市の成立 4.中世ヨーロッパ都市の社会史 5.中世人の世界像と都市観 6.ルネサンスの都市と理想都市論 7.バロック都市の理念 8.近代都市計画の誕生 9.ヨーロッパと都市文明のゆくえ |