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授業科目名 道徳教育研究
時間割番号 160441 B
担当教官名 (     )
開講学期・曜日・時限 後期・火・II 単位数 2
<対象学生>
 学校教育課程の学生、および小学校・中学校教員免許状取得希望者、1〜3年次生
<授業の目的および概要>
 学校における道徳教育の内容や方法が実践的に問われている現状に対して、各自が主体的に道徳の意義と道徳教育のあり方を考えることをめざす。まず、受講者自身の「道徳」授業体験から問題関心を堀り起こし、各自の道徳教育研究のテーマを決める。あわせて、道徳の思想や道徳教育の歴史、学習指導要領による道徳教育の内容や現代の授業理論を学び、道徳と道徳教育について幅広く考察する。
<授業の方法>
 個人もしくはグループ発表とディスカッションを中心に進める。
<成績評価の方法>
 発表・質疑、発表後の感想・意見のカード、出席、レポート等を合わせて総合的に評価する。
<受講に際して・学生へのメッセージ>
 主体的な授業参加が必要となる。
<テキスト>
  1. ISBN:4171533201
    ( 『小学校学習指導要領』、『中学校学習指導要領案』、『小学校学習指導要領―解説 道徳編』、『中学校学習指導要領―解説 道徳編』(ともに大蔵省印刷局、平成11年))
<参考書>
  1. ISBN:4790708624
    ( 小寺正一・藤永芳純編『新版道徳教育を学ぶ人のために』(世界思想社、2001年)等、適宜紹介。)
<授業計画の概要>
 1− 2 導入
   ・小、中学校「道徳」授業体験の振り返り、問題関心の掘り起こし
   ・発表・研究テーマのレジュメ作り
 3―12 発表と質疑による相互学習
   ・道徳の思想
   ・日本の道徳教育の歴史
   ・道徳と教育
   ・『小学校学習指導要領』、『小学校指導要領解説道徳編』から
   ・『中学校学習指導要領』、『中学校指導要領解説道徳編』から
   ・道徳教育の授業理論
   ・授業実習体験から(2回)
   ・家庭、地域における道徳教育
   ・海外の道徳教育
 13−15 まとめ 
   ・これからの道徳教育