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授業科目名 教育経営論
時間割番号 160209
担当教官名 木岡 一明
開講学期・曜日・時限 集中・(未登録)・(未登録) 単位数 2
<対象学生>
学ぼうとする意志のあるすべての学生が受講可。
<授業の目的および概要>
教育システムの現状を踏まえ、公教育制度の発達を世界史的に概観した上で、
日本における公教育システム経営の構造の特質と問題点を示す。また、受講者の
共同討議をもとに、公教育認識の深化と現実感の形成を図り、公教育を担う主体
・考えて見たいこと
1)「学校」とは何だろうか
2)「学校」はいかに創られているのだろうか
3)「学校」はいかに動くのだろうか
<授業の方法>
3.授業の方法;集中講義(以下の内容で構成する)
 ・基本的概念や考え方の講述
 ・グループ討議
 ・グループレポートの中間発表
 ・その他、授業感想の紹介とコメント者としての陶冶をめざす。
<成績評価の方法>
成績評価の方法;レポート(個人レポートとグループレポートにより評価す

・第1レポート(個人作成):「こんな学校で教えたい」という求める学校像
2000字程度(400字詰め原稿用紙5枚相当)
ワープロまたはパソコンでの作成可(40字×30行、横書きで作成)
提出:3日目の講義開始時、直接手渡し(代理提出を認めず。予め当日出席不能
と分かっている場合には、前日までに榊原禎宏先生に直接提出のこと。当日に何
らかの事故が発生した場合には、事故証明を添えて木岡まで郵送。)
・第2レポート(グループ作成):「特色ある学校事例の批判的検討」
字数制限なし(具体的な資料に基づいて論述のこと)
ワープロまたはパソコンでの作成可(40字×30行、横書きで作成)
提出期限:冬休み終了後、2回目の月曜日までに榊原禎宏先生に提出。
<受講に際して・学生へのメッセージ>
・テキスト第1部は事前に熟読し、未知の言葉については「教育学事典」等で
下調べをしておくこと。この点さえ満たされていれば、どんな初歩的な質問も歓
迎する。
 ・講義に対して、積極的に参加すること。それを阻害する他者(木岡を含む)
に対しては、厳しく抗議すること。
 ・受講中の私語、居眠り、その他、不心得な態度は、厳に慎むこと(警告は2
度まで。それを越えた場合には、単位を認定しない)。
 ・無断欠席は、即刻、登録を抹消するので注意すること。
 ☆要は、将来、教壇に立った時、学習者に求める態度を自ら実践しましょう。
 ☆でも、せっかくだからお互いに楽しく、面白くやりましょう。
<テキスト>
  1. ISBN:4873615968
    (堀内孜編『現代公教育経営学』学術図書出版、2002年刊)
<参考書>
  1. 講義中に指示する(ありすぎて書ききれない。受講者の興味に応じ ても異なる。)
<授業計画の概要>
1 問題の概観
  a 問題認識の基本枠組み
  b 中等教育が抱える諸問題
  c 教育行政が抱える諸問題
  2 問題原因の歴史的把握
  a ヒトはなぜ学校に通うのか?
  b 子どもとは何か?
  c 学校とは何か?
  3 問題構造の整理
  a 国民経済と公教育
  b 社会意識と公教育
  c 福祉国家における公教育