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授業科目名 | 社会と子ども | ||
時間割番号 | 052016 | ||
担当教官名 | 秋山 麻実 | ||
開講学期・曜日・時限 | 前期・火・V | 単位数 | 2 |
<対象学生> | |||
全学生対象 | |||
<授業の目的および概要> | |||
今の子どもや若者がわからない、ということが言われるようになって久しい。しかし、この間子どもや若者への理解はすすんできたのか。いや、そもそも、子どもを「わかる」とはどういうことなのか。本講義では、まず、子どもであること、成長すること、大人になるということが、社会のなかでどのように意味づけられるのかという問題について、歴史的、あるいは文化人類学的に考察する。ついで、子どもという存在が問題視されるいくつかの局面を取り出し、それらについて学生自らが調査、報告、検討を行なうことを通じて、私達は、子どもについてどのように考え得るのかという問いにせまっていく。 | |||
<授業の方法> | |||
講義およびグループでの調査、報告、検討を行なう。 | |||
<成績評価の方法> | |||
授業態度、調査と報告、学期末のレポートにより、総合的に評価する。 | |||
<受講に際して・学生へのメッセージ> | |||
本講義を、従来自分が持っていた子どもについてのイメージを相対化するようなきっかけにしてほしい。そのためにも、積極的に互いに多様な意見を交換すること。また、資料を批判的に読むこと、多様な読み方を考えることが求められる。 | |||
<テキスト> | |||
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<参考書> | |||
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<授業計画の概要> | |||
1 .ガイダンス 2〜3.子ども観の変遷 4.大人になるということ、子どもであるということの捉え方 5.通過儀礼 6.昔話に見る「大人になる」ということ 7.現代のフィクションにおける子ども 8〜9.家族と社会 10.衛生・健康という主題 11〜14.子どもをめぐる「問題」(授業時にテーマを決定する) 15.まとめ |