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授業科目名 現代の都市環境
時間割番号 052001
担当教官名 尾藤 章雄
開講学期・曜日・時限 前期・火・V 単位数 2
<対象学生>
全学生対象
<授業の目的および概要>
都市内部の景観についての、地理学的な視点からの講義を行う。最初に地図の基本について解説した後、都市内部の見慣れた景観の中に隠された様々な事象を、様々な法的規制、経済理論、歴史的背景などと関係づけて説明する。これらを通して、都市に関する地理学的な見方、考え方について理解できるようにする。
<授業の方法>
講義と野外の見学を交互に行う。野外での見学は集合時間が早くなるので注意が必要である。受講人数が多い場合には、最初の数時間の出席状況などを考慮して人数を絞り込むことがある。ほぼ毎回出席をとるほか、期末には試験を行う。教育人間科学部の学生は、後期に教育実習を行わない学年での履修が望ましい。
<成績評価の方法>
特に野外の見学の際の出席状況と期末の試験結果をあわせて評価する。
<受講に際して・学生へのメッセージ>
都市に興味関心があり、野外を歩くことを厭わない積極的な学生を歓迎する。
<テキスト>
  1. 決まったテキストは使用しない。都市地理学に関する基礎的な内容について、毎回レジメを配布して解説する。
<参考書>
  1. ISBN:4772216715
    (中央図書館の地理の開架図書のうち、都市地理学についての基礎的な著書は参考になる。木内信蔵(1979):「都市地理学」古今書院 尾藤章雄(1996):「都市の地域イメージ」大明堂 など)
<授業計画の概要>
1 .地図の利用法
2 .土地利用図と様々な主題図
3 .都市郊外の見学
4 .都市郊外の景観と法的規制
5 .都市計画法とは何か
6 .土地区画整理事業地の見学
7 .都市の内部構造理論
8 .都市の中心部の見学
9 .経済立地論と都市景観
1 0 .都市縁辺部の見学
1 1 .都市圏、都市化とは何か
1 2 .土地利用調査法
1 3 .土地利用調査実習
1 4 .まとめ
1 5 .定期試験