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授業科目名 歎異抄を読む
時間割番号 051008
担当教官名 佐藤 雅男
開講学期・曜日・時限 後期・水・II 単位数 2
<対象学生>
全学生対象
<授業の目的および概要>
本講義の目的は、具体的な宗教文献である「歎異抄」を読み解くことを通じて、仏教の理解、超越的なものの理解、神話の理解、そして特に宗教一般における信仰についての理解を深めることである。
<授業の方法>
「歎異抄」を読みながら、他の宗派の例を参照しつつ講義をしてゆく。原文は古文であるが、古文の解説はしないので、あらかじめ文の趣旨を理解していることが必要である。
<成績評価の方法>
講義終了後、レポート或いは試験で評価をする。その際出席状況を考慮する場合がある。詳しい評価基準はその際に口頭で伝達する。
<受講に際して・学生へのメッセージ>
全く宗教に関心が無い場合は、理解することが困難である可能性がある。
<テキスト>
  1. ISBN:4003331826
    (「歎異抄」現在文庫本で手に入るもので良い。)
<参考書>
  1. 特に指定はしない。講義の中で質問があれば、その都度答える。
<授業計画の概要>
1 宗教現象とはどのようなものかについて、宗教学者岸本英夫氏の説を紹介しつつ解説する。
2 浄土思想について、根本経典である、「浄土三部経」を解説することにより概観する。
浄土真宗の開祖親鸞について解説する。
3 〃
4  〃  
5 具体的に「歎異抄」を読みながら、そこで語られる様々な事柄について、他の宗教の思想を  参照しつつ解説し、その持つ意味について論ずる。
6      〃
7      〃
8      〃
9      〃
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1 1    〃
1 2    〃
1 3    〃
1 4 歎異抄から読み取れる、宗教の信仰の構造についてまとめる。