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授業科目名 日本文学環境論
時間割番号 051001
担当教官名 橋本 朝生
開講学期・曜日・時限 前期・水・II 単位数 2
<対象学生>
全学生対象
<授業の目的および概要>
室町時代の語り物である説経「小栗」を読む。主人公の小栗は都から常陸へ、そして相模へ、相模から熊野へ、そして都へと大移動をする。本文を正確に読むことを通して、中世のミヤコとイナカの関連、日本において文学が発生する環境について考える。
<授業の方法>
講義。
<成績評価の方法>
試験により評価する。
<受講に際して・学生へのメッセージ>
テキストは古文ではあるが、昔は一般民衆が耳で聞いて理解できたものなので、読解は困難ではない。
<テキスト>
  1. プリント使用
<参考書>
  1. 説経集(新潮日本古典集成), 新潮社, ISBN:4106203081
<授業計画の概要>
 1    中世の語り物、特に説経について
2〜14  「小栗判官」を読む
15   中世のミヤコとイナカ、文学発生の環境について