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授業科目名
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寄生虫学
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担当教官
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田坂 捷雄
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時間割番号
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単位数
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履修年次
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期別
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M004113 | 4 | 3 | 通期 | |||
[学習目標] | ||||||
一般目標(GIO) 寄生虫,有毒動物による疾患に対して適切に対応することができる医師となるために,寄生虫学における基礎的知識を修め,種々の寄生虫学的診断法についての理解を深め,各種寄生虫症や有毒動物による疾患の病態,鑑別診断,治療法の選択など実地診療における問題解決能力と専門家に相談できる能力を身に付ける。 行動目標(SBOs) 1)知 識 1.複雑な体制を持つ生物体である寄生虫と宿主の host parasite relationship の上に発生する疾患について,病態,診断,治療,予防等の概念を説明できる。 2.交通機関の発達,流通機構の発展と共に国内で新たに問題となったり,再現した寄生虫症についても説明できて,国際的にも寄生虫症の重要性が失われていないことを述べることができる。 3.人畜共通感染症を説明し,ヒトの感染症の起源とエコロジーについて述べられる。 4.寄生虫の形態,寄生虫と中間宿主の生物学,宿主の免疫応答と病理,生物学的・社会学的要因を背景とする疫学など他分野との関連性を説明できる。 5.医学的に重要な節足動物,有毒動物およびそれにより起る疾患について説明できる。 2)技 能 6.寄生虫の形態,機能,寄生虫症の病理変化を理解し,適切な検査法を選択し,病原体の同定ができる。 7.適切な治療法を選択し,治療計画をたてられる。 3)態 度 8.感染の危険がある病原体を,正しいピペット操作,顕微鏡操作,検体の処理と処分などで具体的に実践できる。 |
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[授業計画] | ||||||
実施時期 講 義 及 び 実 習 内 容 コマ数 担当教官 4 月 寄生虫学総論 4 中 島 腸管寄生線虫 4 荘 5 月 組織・血液寄生線虫 4 〃 肺吸虫 2 荒 木 胆道・腸管寄生吸虫 2 〃 住血吸虫 2 薬 袋 条虫 2 荘 節足動物 2 篠 永 寄生虫症の血清診断 2 荒 木 幼虫移行症 2 〃 6 月 根足虫類 2 〃 鞭毛虫類 2 中 島 胞子虫類 2 〃 7 月 有毒動物,媒介動物 2 〃 実習 腸管寄生虫線虫検査法 2 荘 〃 組織・血液寄生虫線虫検査法 2 〃 〃 胆道・腸管寄生吸虫検査法 2 梶 原 〃 組織・血液寄生吸虫検査法 2 荘 〃 条虫検査法 2 〃 〃 腸管寄生原虫検査法 2 〃 〃 組織・血液寄生原虫検査法 2 〃 実習試験 筆記試験 48 |
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[評価基準] | ||||||
実習試験,筆答試験を行う。 筆答試験は多岐選択問題で行う。 再試験には口頭試問とレポートの提出を求めることがある。 |
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[教科書] | ||||||
[参考書] | ||||||