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授業科目名
薬理学
担当教官
橋本 敬太郎
時間割番号
単位数
履修年次
期別
M004073 5 3 通期
[学習目標]
一般目標
生理学,解剖学,生化学の知識に基づいて理解している生体機能を病態と結び付けて理解し,治療に用いる薬物の作用順序,体内動態を理解する。

行動目標
1)知識
 1.薬物受容体の分子構造,薬物結合様式,細胞内情報伝達を理解する。
 2.個別の治療薬の適応,禁忌,副作用を理解する。
  抗生物質,抗癌剤,ホルモン,ビタミンなどは取り上げない。
 3.薬物動態の基本を理解する。
 4.薬物関係の法規を知る。
2)技能
 1.自ら学習し,プレゼンテーションが出来るようにする。
 2.動物材料を用いた学習で,基礎的な実験手技を修得する。
 3.実習でのシミュレーションプログラムを活用し,パソコンを使えるようにする。
3)態度
 1.質問,討論に積極的に参加する。
[授業計画]
総論(橋本,杉山,本間,宮本)
 1・薬の吸収・分布・投与法  2コマ
 2・薬物代謝  1コマ
 3・薬物動力学  1コマ
 4・容量・作用関係  1コマ
自律神経(橋本,杉山,本間,宮本)
 1・自律神経の解剖・生理  1コマ
 2・副交感神経  1コマ
 3・ムスカリン様作用  1コマ
 4・抗コリン作用  1コマ
 5・交感神経  1コマ
 6・アドレナリン作動薬  1コマ
 7・α遮断薬  1コマ
 8・β遮断薬  1コマ
 9・自律神経作動薬  1コマ
筋弛緩薬(橋本,杉山,本間,宮本)
 1・神経・筋接合部  1コマ
 2・筋弛緩薬  1コマ
局所麻酔薬(橋本,杉山,本間,宮本)
 1・神経伝達  1コマ

循環器総論  2コマ  非常勤講師
オータコイド総論  2コマ  非常勤講師
薬剤学総論  2コマ  非常勤講師
臨床薬理学総論  2コマ  非常勤講師
中毒学総論  2コマ  非常勤講師
受容体制御  2コマ  非常勤講師
中枢神経作用薬総論  2コマ  非常勤講師

学生による薬物各論発表  16コマ
 チューター(橋本,杉山,本間,宮本)

薬理実習  16コマ(以下の4つのテーマをローテーションする)
1.血圧,心拍数に対する薬物の作用(動物)
2.血圧,心拍数に対する薬物の作用(コンピューターシミュレーション)
3.腸管平滑筋に対する薬物の作用(モルモット)
4.腸管平滑筋に対する薬物の作用(コンピューターシミュレーション)

計63コマ
[評価基準]
中間試験と学士試験を行う。成績は実習のレポートも加味する。学力不足者には落第点をつける。筆記試験には英語の問題を含む。
[教科書]
  1. B.G.Katzung, Basic and Clinical Pharmacology 8th Ed., Lange Medical Books/McGraw-Hill
  2. J.G.Hardman, L.E.Limbird, P.B.Molinoff, R.W.Ruddon, A.Goodman Gliman, GOODMAN and GILMAN's The Pharmacological Basis of Therpeutics, 10th Ed., McGraw-Hill
  3. 医系薬理学, 中外医学社, ISBN:4498003187
  4. 医科薬理学 第3版, 南山堂, ISBN:4525140410
  5. NEW薬理学 改訂 第3版, 南江堂, ISBN:4524220836
  6. 薬理学実習(山梨大学医学部)
[参考書]