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授業科目名
人類遺伝学
担当教官
山縣然太朗・武田 泰久
時間割番号
単位数
履修年次
期別
M000171 0 1 通期
[学習目標]
1)知   識
1.人の遺伝学の必要性が記述できる。
2.遺伝性疾患の概念を遺伝と遺伝子の違いを踏まえて説明できる。
3.メンデル遺伝病,染色体異常,ミトコンドリア遺伝病,体細胞遺伝病について,例を挙げて説明できる。
4.多因子遺伝病,生活習慣病の遺伝要因について説明できる。
5.遺伝医学の研究法を列挙し,説明できる。
6.新しい遺伝学について説明できる。
7.ヒトゲノム解析計画と社会との関わり(ELSI)について論議できる。
8.遺伝カウンセリング,出生前診断について説明できる。
2)技   能
1.家系図が書ける。
2.遺伝カウンセリングの際のクライアントに自己紹介と遺伝カウンセリングの手順を説明できる。
3)態   度
1.あらゆる場面で遺伝的弱者の視点に立った対応ができる。
2.遺伝医学に関する最新の知見の収集とその理解の重要性を認識した態度ができる。
[授業計画]
1.人類遺伝学総論(ヒトゲノム計画と社会との接点,遺伝医学の倫理)2回
2.メンデル遺伝病,染色体異常 2回
3.ミトコンドリア遺伝病,体細胞遺伝病 1回
4.多因子遺伝病,双生児研究法 1回
5.遺伝医学の診断法と研究法 1回
6.新しい遺伝医学 2回
 (ゲノム刷り込み,トリプレットリピート病,生活習慣病と遺伝子,遺伝子診断,遺伝子治療
)		
7.遺伝カウンセリング,出生前診断 3回
8.トピックス 2回


 
[評価基準]
一回の総括試験を実施する。試験形式は筆記試験。
[教科書]
[参考書]
  1. Thomas D.Gelehrter, Francis S.Collins , David,Ginsburg, Principles of Medical Genetics, Lippincott Williams & Wilkins, ISBN:0683034456
  2. 中村祐輔, 先端のゲノム医学を知る, 羊土社, ISBN:4-89706-654-9