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授業科目名
地域看護学実習
担当教官
山岸 春江、山崎洋子、太田真里子
時間割番号
単位数
履修年次
期別
H005103 3 3,4 通期
[学習目標]
一般目標(GIO)
 地域における保健師および学校看護活動を担う養護教諭の活動を実地に体験し,地域の生活集団を対象とした看護活動の方法を理解し,その展開に必要な技術を習得する。同時に,講義で提示した地域看護学の看護援助の理論を深める。
行動目標(SBOs)
1)知   識
 地域の生活集団を対象とした看護援助の方法を説明できる。
 保健衛生・福祉行政の成り立ちや保健所の機能や役割を説明できる。
 保健所・市町村で実施されている保健事業の目的を説明できる。
2)技   能
 家庭訪問の援助を計画・実施,評価できる。
 保健事業に参加し,保健指導を実施し,評価を試みることができる。
 相談的対応技術・教育的対応技術を適用できる。
3)態   度
 行政の看護専門職としての立場や態度で実習に臨むことができる。
 看護の対象である住民や児童・生徒,他職種に積極的にかかわることができる。
[授業計画]
実習内容および方法	担当教官
方  法:成人・老人および母子各1事例の家庭訪問を含む,保健師活動及び養護教諭活動を下記において実習する。	山岸・山崎 他
場  所:保健所,市町村,公立小・中学校	
	
実習期間:3週間	
実習内容:保健所,市町村などにおいて,下記の3項目を学ぶ。	
1.地区活動の手段としての家庭訪問の基本技術を学ぶ。家庭訪問計画作成,家庭の場で展開する看護技術,対象の生活に合せた保健指導,家族保健指導の実際,訪問記録作成,次回援助計画の作成。	
2.保健所,市町村で行なわれる保健事業(老人保健事業,母子保健事業,難病対策事業,感染症対策事業等)に参加し,保健福祉行政の成り立ちや保健所の機能と役割を理解すると共に,住民への保健指導を行い,相談的対応技術や教育的対応技術を学ぶ。。	
3.学校看護活動:公立小・中学校での養護教諭の活動について一日実習する。保健室における学童への対応,学級単位の健康教育と健康観察の実際,学習環境管理の実際(照度,机椅子の調整,水質管理,事故防止安全対策)
[評価基準]
 実習中の行動および発言内容から,実習目標の到達の程度を把握し,レポートを課し,評価する。
[教科書]
  1. 平山朝子、宮地文子編, 公衆衛生看護学体系1巻, 日本看護協会出版会
  2. 平山朝子、宮地文子編, 公衆衛生看護学体系2巻, 日本看護協会出版会
  3. 保健婦学生実習マニュアル, 日本看護協会出版会, ISBN:4818006548
  4. 看護法令要覧平成15年版, 日本看護協会出版会, ISBN:4818009822
[参考書]