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授業科目名
看護倫理学
担当教官
坪井 良子
時間割番号
単位数
履修年次
期別
H003094 1 4 通期
[学習目標]
一般目標(GIO)
 人間の尊厳,人間一人ひとり唯一無比の存在について理解を深め,病むことと関連させながら,その人の人格を尊重し,安全な生活の保証を保持しながら,看護の倫理性を高めるとともに自らの職業に対する責務を深く認識できる。と同時に,人々のライフスパンにおいて保健・医療・福祉の現場で起こりうる事例に対処するあり方を学び,倫理的感性を高める。
行動目標(SBO)
1)知   識
1.倫理学の概念についての認識を深めることができる。
2.唯一無比の存在としての人間の尊厳について理解できる。
3.ターミナル期における人間の尊厳について理解を深めることができる。
4.看護専門職としての倫理観と責務について認識することができる。
2)技   能
1.臨地実習の看護で倫理に基づく場面を想起することができる。
2.その場面での倫理的対応について考えることができる。
3.倫理的場面において,自らの採るべき行動について振り返ることができる。
3)態   度
1.看護場面での事例を通して,倫理的対処の方法を具体的に説明できる。
2.学生間での議論を通して自らの倫理的対処の傾向を評価することができる。
3.事例の検討場面を通して自らの倫理的感性を高めることができる。
[授業計画]
学年 実施時期	講義及び実習内容  コマ数(1コマ2時間)  担当教官
4   後期	
10月 7日
10月10日  倫理学の概念・人と倫理	  田畑
10月14日  人間の尊厳とは    内藤
10月21日  専門職としての倫理  坪井
10月28日    1)看護と倫理
10月29日    2)ライフスパンと倫理(事例を中心にグループワーク)
            坪井・佐藤・白鳥
11月 4日        3)看護倫理と責務	 坪井


        

               
                 

	   
[評価基準]
 レポート・グループワーク・発表によって行う。
[教科書]
  1. サラ T.フライ著 ; 片田範子, 山本あい子訳, 看護実践の倫理 : 倫理的意思決定のためのガイド, 日本看護協会出版会, ISBN:481800622X
[参考書]