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授業科目名 電磁気学I演習
時間割番号 UEE203
担当教員名 鈴木 雅視
開講学期・曜日・時限 前期・火・II 単位数 1
<対象学生>
工学科2年次以上
<授業の目的>
本科目では「電磁気学I」の理解を深め,具体的な問題の解法を学ぶ。講義(電磁気学I)の進行に合わせて演習問題を解くことで応用力を養う。理解し難い点や誤りやすい点については解説を行う。
電磁場の概念を把握し,ベクトル解析の手法に基づき使いこなすためには十分に問題演習に取り組むことが大切である。これには各自が演習書等を用意,講義の復習を兼ねて,関連する問題を自分自身で解き,考察する日常的な自主学習が必要である。
本科目では,この目的を助けるために以下のように講義を進行する。
・基礎的な例題を中心にとりあげて,討論・解説を行い,問題の捉え方,解法について理解を深める。
・理解の確認と応用力を養うために複数回理解度テストを行う。
<本授業科目による獲得・涵養が特に期待されるコンピテンシー>(能力・資質)
工学部>工学科向け
記号コンピテンシー(能力・資質)説明 
工-A専門①教養・基礎知識工学の広い教養と自然科学の基礎知識を活用
工-B②専門的知識専門分野の基礎的知識を体系的に理解して説明
<到達目標>  到達目標とは
目標NO説明コンピテンシーとの対応
工学
1電場,電位の概念を理解し,勾配と線積分という相互の関係を書くことができる。工-A
2クーロンの法則,ガウスの法則およびそれらの関連を説明することができる。工-B
3点電荷,線電荷,面電荷による電界,電位を数式と図で表現できる。工-B
4オームの法則を説明することができる。工-B
5ビオ・サバールの法則,アンペアの法則を説明することができる。工-B
6線電流,円形電流,ソレノイドに流れる電流による磁界を数式と図で表現できる。工-B
7ファラデーの電磁誘導の法則を説明できる。工-B
8運動する導体に発生する起電力を求めることができる。工-B
9マクスウェル方程式を説明でき,波動方程式を導出できる。工-B
<成績評価の方法>
目標No割合評価の観点
110%小テスト・課題・理解度テストで該当する項目を理解できているかを評価する
210%小テスト・課題・理解度テストで該当する項目を理解できているかを評価する
310%小テスト・課題・理解度テストで該当する項目を理解できているかを評価する
410%小テスト・課題・理解度テストで該当する項目を理解できているかを評価する
510%小テスト・課題・理解度テストで該当する項目を理解できているかを評価する
610%小テスト・課題・理解度テストで該当する項目を理解できているかを評価する
710%小テスト・課題・理解度テストで該当する項目を理解できているかを評価する
810%小テスト・課題・理解度テストで該当する項目を理解できているかを評価する
920%小テスト・課題・理解度テストで該当する項目を理解できているかを評価する
合計100% 
<授業の方法>
対面講義
<受講に際して・学生へのメッセージ>
① 「電磁気学I」の講義進行に合わせて演習問題を解き,理解し難い点や誤りやすい点については解説を行うため,「電磁気学I」と同時履修してください。
②必要知識:微分積分学,ベクトル解析等の数学科目,特にベクトルの内積,外積およびそれらの応用を復習しておくこと。
③演習中説明を見過ごさずにノートをとり,分からないことがあれば質問・ノートの見直しをして次回演習に臨むこと。
<テキスト>
  1. 宇野亨, 白井宏共著, 電磁気学, Array, ISBN:4339008141,
    (2010年出版)
<参考書>
(未登録)
<授業計画の概要>
1タイトル数学的準備1(ベクトルの発散とガウスの定理)
事前学習
事後学習
掲示されたベクトルの復習問題を解く
授業中に取り組んだ練習問題の解答,学習内容を定着させるための課題に取り組み,レポートとしてMoodleに提出
授業内容・到達目標,授業の進め方,課題提出の仕方,成績評価の仕方に関するガイダンス
・ベクトルの発散とガウスの定理についての練習問題を解く,解法の説明
2タイトル数学的準備2(ベクトルの回転とストークスの定理)および真空中の静電界1(クーロンの法則,電界)
事前学習
事後学習
掲示された練習問題を解く
授業中に取り組んだ練習問題の解答,学習内容を定着させるための課題に取り組み,レポートとしてMoodleに提出
授業内容・前回の課題内容の解法について解説
・ベクトルの回転とストークスの定理,およびクーロンの法則,電界の練習問題を解く,解法の説明
3タイトル真空中の静電界2(ガウスの法則)
事前学習
事後学習
掲示された練習問題を解く
授業中に取り組んだ練習問題の解答,学習内容を定着させるための課題に取り組み,レポートとしてMoodleに提出
授業内容・ 前回の課題内容の解法について解説
・ ガウスの法則についての練習問題を解く,解法の説明
4タイトル第1回理解度テストと解説
事前学習
事後学習
・第1回理解度テストの出題範囲について十分な復習
・テストで回答が不十分であった内容について解き直し,学習内容を定着
授業内容・第1回理解度テストを実施
・これまでの授業で解説されていない設問があれば,解法の解説
5タイトル真空中の静電界3(電界と電位その1)
事前学習
事後学習
掲示された練習問題を解く
授業中に取り組んだ練習問題の解答,学習内容を定着させるための課題に取り組み,レポートとしてMoodleに提出
授業内容・前回の課題内容の解法について解説
・電界と電位その2についての練習問題を解く,解法の説明
6タイトル真空中の静電界4(電界と電位その2)
事前学習
事後学習
掲示された練習問題を解く
授業中に取り組んだ練習問題の解答,学習内容を定着させるための課題に取り組み,レポートとしてMoodleに提出
授業内容・前回の課題内容の解法について解説
・電界と電位その2についての練習問題を解く,解法の説明
7タイトル誘電体中の静電界(静電容量と誘電率)および定常電流(オームの法則)
事前学習
事後学習
掲示された練習問題を解く
授業中に取り組んだ練習問題の解答,学習内容を定着させるための課題に取り組み,レポートとしてMoodleに提出
授業内容・前回の課題内容の解法について解説
・静電容量と誘電率,およびオームの法則についての練習問題を解く,解法の説明
8タイトル第2回理解度テストと解説
事前学習
事後学習
・第2回理解度テストの出題範囲について十分な復習
・テストで回答が不十分であった内容について解き直し,学習内容を定着
授業内容・第2回理解度テストを実施
・これまでの授業で解説されていない設問があれば,解法の解説
9タイトル真空中の静磁界1(ビオ・サバールの法則)
事前学習
事後学習
掲示された練習問題を解く
授業中に取り組んだ練習問題の解答,学習内容を定着させるための課題に取り組み,レポートとしてMoodleに提出
授業内容・前回の課題内容の解法について解説
・ビオ・サバールの法則についての練習問題を解く,解法の説明
10タイトル真空中の静磁界2(ベクトルポテンシャル,アンペアの法則,電流に働く力)
事前学習
事後学習
掲示された練習問題を解く
授業中に取り組んだ練習問題の解答,学習内容を定着させるための課題に取り組み,レポートとしてMoodleに提出
授業内容・前回の課題内容の解法について解説
・ベクトルポテンシャル,アンペアの法則,電流に働く力についての練習問題を解く,解法の説明
11タイトル電磁誘導1(ファラデーの電磁誘導の法則)
事前学習
事後学習
掲示された練習問題を解く
授業中に取り組んだ練習問題の解答,学習内容を定着させるための課題に取り組み,レポートとしてMoodleに提出
授業内容・前回の課題内容の解法について解説
・ファラデーの電磁誘導の法則についての練習問題を解く,解法の説明
12タイトル第3回理解度テストと解説
事前学習
事後学習
・第3回理解度テストの出題範囲について十分な復習
・テストで回答が不十分であった内容について解き直し,学習内容を定着
授業内容・第3回理解度テストを実施
・これまでの授業で解説されていない設問があれば,解法の解説
13タイトル電磁誘導2(運動する導体に発生する起電力)
事前学習
事後学習
掲示された練習問題を解く
授業中に取り組んだ練習問題の解答,学習内容を定着させるための課題に取り組み,レポートとしてMoodleに提出
授業内容・前回の課題内容の解法について解説
・運動する導体に発生する起電力についての練習問題を解く,解法の説明
14タイトルマクスウェル方程式と電磁波(変位電流,マクスウェル方程式,電磁波の伝搬
事前学習
事後学習
掲示された練習問題を解く
授業中に取り組んだ練習問題の解答,学習内容を定着させるための課題に取り組み,レポートとしてMoodleに提出
授業内容・前回の課題内容の解法について解説
・変位電流,マクスウェル方程式,電磁波の伝搬についての練習問題を解く,解法の説明
15タイトル第4回理解度テストと解説
事前学習
事後学習
掲示された練習問題を解く
授業中に取り組んだ練習問題の解答,学習内容を定着させるための課題に取り組み,レポートとしてMoodleに提出
授業内容・第4回理解度テストを実施
・これまでの授業で解説されていない設問があれば,解法の解説
<前年度授業に対する改善要望等への対応>
担当者変更
<備考>
(未登録)