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授業科目名 | 授業研究マネジメント論 | ||||||||||||||||||
時間割番号 | KCO511 | ||||||||||||||||||
担当教員名 | 東海林 麗香 | ||||||||||||||||||
開講学期・曜日・時限 | 前期・月・II | 単位数 | 2 | ||||||||||||||||
<対象学生> | |||||||||||||||||||
1・2年 | |||||||||||||||||||
<授業の目的および概要> | |||||||||||||||||||
この科目では,授業研究のあり方や方法についての理解を深めます。そのために,授業観察の観点や授業記録の作成,データ収集・分析の方法について,演習を通じて学びます。さらに,校内研究会等の組織で行う研究の意義や方法等について考察し,授業観察力や授業実践力を向上させる校内研究会のあり方を探ります。 | |||||||||||||||||||
<到達目標> | |||||||||||||||||||
【ストレートマスター】 授業研究の方法について理解するとともに,授業研究会・校内研究会の意義や役割を捉える。 【現職教員学生】 自らの授業実践および授業研究の経験と照らし合わせ,授業研究の方法に関する理解を深める中で,授業研究の意義や役割を一層明らかにする。 |
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<授業の方法> | |||||||||||||||||||
講義・演習 ・授業研究におけるデータ収集,データ分析の方法,組織研究のあり方について講義・演習から学ぶ。ストレートマスター,現職を交えたグループディスカッションを通して,各自の考えや疑問を言語化し,課題を明らかにする。 ・第11~13回には授業のまとめとして,授業研究の新たな方法について提案するグループ発表を行い,意見交換を行う。 ・担当教員2名が全ての授業に参加し,役割分担をしながらTTで授業を進める。 |
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<成績評価の方法> | |||||||||||||||||||
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<受講に際して・学生へのメッセージ> | |||||||||||||||||||
・受講者の知識・ニーズにより授業内容や順序を一部変更する可能性があります。 ・参考図書・参考資料は,受講生の関心・必要に応じて随時紹介します。 |
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<テキスト> | |||||||||||||||||||
(未登録) | |||||||||||||||||||
<参考書> | |||||||||||||||||||
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<授業計画の概要> | |||||||||||||||||||
第1回:オリエンテーション,受講者の経験・知識の共有,問題意識の掘り起こし(講義,グループディスカッション) 第2回:授業研究についての概説(講義,グループディスカッション) 第3回:指導案の見方,授業研究における活用の方法(講義,グループディスカッション) 第4回:授業観察の方法(講義・演習) 第5回:アンケートの活用(講義・演習) 第6回:授業感想等の記述データの活用(講義・演習) 第7回:映像データ,プロトコルデータの活用(講義・演習) 第8回:組織研究・共同研究についての概説(講義) 第9回:組織研究・共同研究の進め方の実際(講義) 第10回:研究会の企画の仕方・進め方および先進事例の紹介(講義) 第11回:授業研究の方法を提案する①(受講生によるプレゼンテーション,質疑応答) 第12回:授業研究の方法を提案する②(受講生によるプレゼンテーション,質疑応答) 第13回:授業研究の方法を提案する③(受講生によるプレゼンテーション,質疑応答) 第14回:グループプレゼンテーションのまとめ 第15回:授業全体のまとめ(講義,グループディスカッション) ※授業の内容およびスケジュールは,第1回に実施するアンケートの回答により変更する可能性があります。 |
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<前年度授業に対する改善要望等への対応> | |||||||||||||||||||
アンケート項目「授業開始時に説明された授業計画に沿って授業が展開された。」について,「2.そう思わない」という回答が1件あった。教職大学院では,年度ごとに受講者の専門および学習経験が大きく異なるため,本科目では第1回にレディネスおよびニーズを尋ねるアンケートを行っている。それを鑑みて授業内容を変更することがあるが,その説明が十分でなかったためと思われる。これについてシラバスに明記すると共に,授業時にもわかりやすく説明することを心がける。 |