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授業科目名
腎臓内科 BCC実習
担当教員
中島 歩
時間割番号
単位数
履修年次
期別
DMG555 1 4,5 通期
<授業の概要>
本実習は、当科の理念である“Nephrology for everyone”を体現する医学生の育成を目的とする。学生は座学で培った知識を総動員してベッドサイドに臨み、腎臓領域の専門的知識・技能を実践的に修得する。急性腎障害から慢性腎臓病、血液・腹膜透析、腎移植、さらに地域予防医学までをシームレスに体験し、ミクロからマクロまでの多層的視点で腎臓病診療を学ぶ。多様なプロブレムに対して適切に対処できる問題対応型診療能力を備えると同時に、分野横断的な視野と臨床推論力を涵養する。さらに、チームの一員として診療に参加することで、専門職間の相互信頼と一体感を体感し、プロフェッショナルとしての役割意識と倫理観を磨く。
<本授業科目による獲得・涵養が特に期待されるコンピテンシー>(能力・資質)
医学部>医学科向け
記号コンピテンシー(能力・資質) 
A専門1.深い人間愛、医療プロフェッショナリズム及び医の倫理
B2.医学的知識、基本的な診療能力及び患者個々に応じた適切な対応能力
C3.コミュニケーション及びチーム医療の実践力
D4.生涯にわたり学び、地域医療及び国際医療・社会に継続的に貢献する姿勢
<到達目標>
目標NO説明コンピテンシーとの対応
医学
1包括的な人間理解に基づいて診療に参加することができるA
2得られた病歴・身体所見・検査所見を統合してプロブレムを挙げ、鑑別を想起することができるB
3適切にプレゼンテーション・コンサルテーションし、多職種とコミュニケーションをとることができるC
4腎臓病診療の意義について様々な視点から説明できるD
<成績評価方法>
目標No割合評価の観点
125%患者への共感的対応、尊厳の尊重、安全配慮、倫理的判断
225%問題指向型システムに基づくSOAP形式のカルテ記載
325%回診やカンファレンスへの参加・プレゼンテーション
425%各種レクチャーへの参加、チームに所属する医師との対話
合計100% 
<授業計画>
臨床実習スケジュールの詳細は臨床実習の手引きを参照すること。

集合時間・集合場所:臨床実習の手引きを参照のこと

実習方法
基本的にはチームの研修医・医局員と一日行動を共にして、チームの一員として入院患者の診療を行う。
新入院患者には病歴を聴取し、身体所見を取得しカルテ記載していく。また採血や看護師への指示伝達なども上級医の監督下のもとに行い、
外来で救急患者が来院した場合にはその診療にもチームの一員として参加する。その他、カンファレンスでのプレゼンテーションも行う。
<教科書>
(未登録)
<参考書>
(未登録)
[実務経験のある教員による授業科目の概要]
医師として実務経験のある教員が、実践的教育を行っている。
[前年度授業に対する改善要望等への対応]
当科独自のアンケートなどを参考に、レクチャーやカンファレンスの刷新に取り組んでいる。