授業科目名	ドイツ語演習I
時間割番号	CGB103 A
担当教員名	寺田　雄介
開講学期・曜日・時限	前期・水・IV	単位数	2
＜対象学生＞
全学部，ただしドイツ語初級Ⅰと同時履修が望ましい
＜授業の目的＞
本科目は，履修者同士で教え合い，学び合いながら，数多くの練習問題を解くことを通じて，ドイツ語初級Ⅰで培ったドイツ語の仕組みをさらに深く理解することを目的としています。授業全体を通し，発音，動詞の現在人称変化，名詞の性と格，冠詞類，人称代名詞，命令法，そして前置詞などを扱います。 　教科書で学んだ知識を素地としつつ，自由な発想による言語表現に挑戦することで，ドイツ語のみならずドイツ文化圏の様々な特徴に気づくことができるでしょう。
＜本授業科目による獲得・涵養が特に期待されるコンピテンシー＞（能力・資質）
全学共通教育科目向け 記号 コンピテンシー（能力・資質） 説明   N-A 共通 多様な人々と調和する力（調和） 人や社会の多様性に対する知識と理解を基に自己や社会のあり方について相対的視点を持ち、自らの言葉（日本語、英語）で的確に論評・伝達することで、多様な人々と共働する基礎力を備える ◎
＜到達目標＞  到達目標とは
目標NO 説明 コンピテンシーとの対応 共通 1 ドイツ語の基礎的内容を学んだ上で，平易な表現を用いた読み書き，口頭でのやりとりができる。 N-A 2 ドイツ語やドイツ語文化圏に関する様々な事象について説明できる。 N-A
＜成績評価の方法＞
目標No 割合 評価の観点 1 90% 小テスト・授業内演習（発音・文法・語彙の3要素を，適切に運用しているか） 2 10% 授業内演習（ドイツ語やその文化圏に関する知識を，積極的に得ようとしているか） 合計 100%
＜授業の方法＞
基本的には面接授業で実施します。 　指定テキストは，豊富な練習問題を通してドイツ語の初級文法を無理なく習得できるように作られています。授業ではペアワークやグループワークを数多く行うため，教員による指導だけでなく履修者同士で学び合う時間も大切にしてください。授業内演習への取り組みの姿勢などを中心に，形成的評価を重視します。
＜受講に際して・学生へのメッセージ＞
ドイツ語，または語学全般に苦手意識を持っている学生は積極的に履修してください。他の履修者とのペアワークやグループワークに主体的に取り組むようにしましょう。担当教員はわからないことがあっても怒ったり見捨てたりはしません。授業中はもちろんのこと，授業時間外の質問も大歓迎です。楽しくやりましょう。 　なお，指定教科書さえお持ちいただければ，授業で困ることは何もありません。ただし，初学者用の独和辞典が手元にあれば，練習問題を解く際に大いに役立ちます。ご家族やご友人がお持ちであれば，ぜひいただいておいてください。
＜テキスト＞
荻原耕平, 山崎泰孝著, プロムナードやさしいドイツ語文法 3訂版, 白水社, ISBN:9784560064399, (2024年出版)
＜参考書＞
(未登録)
＜授業計画の概要＞
1 タイトル Lektion 1　ドイツ語の発音１ 事前学習 事後学習 事前学習：特になし 事後学習：教科書S.7の音源を聴き，復唱する（10分） 授業内容 授業全体の到達目標や授業の進め方についてガイダンスを行う／母音を発音できるようにする 2 タイトル Lektion 1　ドイツ語の発音２ 事前学習 事後学習 事前学習：教科書S.8-S.9の音源を聴き，復唱する（10分） 事後学習：配布された練習問題を解き，提出する（15分） 授業内容 子音を発音できるようにする 3 タイトル Lektion 2　人称代名詞と動詞の現在人称変化１ 事前学習 事後学習 事前学習：教科書S.10-S.11の音源を聴き，復唱する（10分） 事後学習：配布された練習問題を解き，提出する（15分） 授業内容 動詞の現在人称変化（規則変化動詞）を用いて，平易な独文を書けるようにする 4 タイトル Lektion 2　人称代名詞と動詞の現在人称変化２ 事前学習 事後学習 事前学習：教科書S.12-S.13の音源を聴き，復唱する（10分） 事後学習：配布された練習問題を解き，提出する（15分） 授業内容 sein/habenを用いて，平易な独文を書けるようにする 5 タイトル Lektion 3　名詞の性と格１ 事前学習 事後学習 事前学習：教科書S.14-S.15の音源を聴き，復唱する（10分） 事後学習：配布された練習問題を解き，提出する（15分） 授業内容 定冠詞と不定冠詞の格変化を用いて，平易な独文を書けるようにする 6 タイトル Lektion 3　名詞の性と格２ 事前学習 事後学習 事前学習：教科書S.16-S.17の音源を聴き，復唱する（10分） 事後学習：配布された練習問題を解き，提出する（15分） 授業内容 複数形を用いて，平易な独文を書けるようにする 7 タイトル Lektion 4　定冠詞類と不定冠詞類１ 事前学習 事後学習 事前学習：教科書S.18-S.19の音源を聴き，復唱する（10分） 事後学習：配布された練習問題を解き，提出する（15分） 授業内容 定冠詞類dieser/welcher/jeder/allerを用いて，平易な独文を書けるようにする 8 タイトル Lektion 4　定冠詞類と不定冠詞類２ 事前学習 事後学習 事前学習：教科書S.20-S.21の音源を聴き，復唱する（10分） 事後学習：配布された練習問題を解き，提出する（15分） 授業内容 不定冠詞類（所有冠詞・否定冠詞）を用いて，平易な独文を書けるようにする 9 タイトル Lektion 5　人称代名詞１ 事前学習 事後学習 事前学習：教科書S.22-S.23の音源を聴き，復唱する（10分） 事後学習：配布された練習問題を解き，提出する（15分） 授業内容 人称代名詞を用いて，平易な独文を書けるようにする 10 タイトル Lektion 5　人称代名詞２ 事前学習 事後学習 事前学習：教科書S.24-S.25の音源を聴き，復唱する（10分） 事後学習：配布された練習問題を解き，提出する（15分） 授業内容 非人称のesを用いて，平易な独文を書けるようにする 11 タイトル Lektion 6　不規則動詞・命令形１ 事前学習 事後学習 事前学習：教科書S.26-S.27の音源を聴き，復唱する（10分） 事後学習：配布された練習問題を解き，提出する（15分） 授業内容 動詞の現在人称変化（不規則変化動詞）を用いて，平易な独文を書けるようにする 12 タイトル Lektion 6　不規則動詞・命令形２ 事前学習 事後学習 事前学習：教科書S.28-S.29の音源を聴き，復唱する（10分） 事後学習：配布された練習問題を解き，提出する（15分） 授業内容 命令法を用いて，平易な独文を書けるようにする 13 タイトル Lektion 7　前置詞１ 事前学習 事後学習 事前学習：教科書S.30-S.31の音源を聴き，復唱する（10分） 事後学習：配布された練習問題を解き，提出する（15分） 授業内容 3格支配の前置詞を用いて，平易な独文を書けるようにする 14 タイトル Lektion 7　前置詞２ 事前学習 事後学習 事前学習：教科書S.32-S.33の音源を聴き，復唱する（10分） 事後学習：配布された練習問題を解き，提出する（15分） 授業内容 4格支配の前置詞を用いて，平易な独文を書けるようにする 15 タイトル Lektion 7　前置詞３／前期のまとめ 事前学習 事後学習 事前学習：教科書S.7-S.33の音源を聴き，復唱する（10分） 事後学習：配布された練習問題を解き，提出する（15分） 授業内容 3・4格支配の前置詞を用いて，平易な独文を書けるようにする／前期の総まとめを行う 16 タイトル 事前学習 事後学習 授業内容 17 タイトル 事前学習 事後学習 授業内容 18 タイトル 事前学習 事後学習 授業内容 19 タイトル 事前学習 事後学習 授業内容 20 タイトル 事前学習 事後学習 授業内容 21 タイトル 事前学習 事後学習 授業内容 22 タイトル 事前学習 事後学習 授業内容 23 タイトル 事前学習 事後学習 授業内容 24 タイトル 事前学習 事後学習 授業内容 25 タイトル 事前学習 事後学習 授業内容 26 タイトル 事前学習 事後学習 授業内容 27 タイトル 事前学習 事後学習 授業内容 28 タイトル 事前学習 事後学習 授業内容 29 タイトル 事前学習 事後学習 授業内容 30 タイトル 事前学習 事後学習 授業内容
＜JABEEプログラムの学習・教育目標との対応＞
《土木環境工学科》 (A) 技術者の責務の自覚 　様々な知識を修得し、技術が社会や自然に及ぼす影響や効果、および技術者の社会に対する責任を理解して、これを説明することができる。 ○
＜前年度授業に対する改善要望等への対応＞
授業方法や授業内容については概ね肯定的なものばかりでしたが，ペアワークに割く時間が少し短いという意見がありましたので，もう少し多めに時間を確保します。なお，今年度から文法重視の新しい教科書に変更しますが，音源については変わらずダウンロードが可能です。アクセスの方法などを初回の授業でさらに丁寧に説明しようと思います。
＜備考＞
(未登録)